始球式で剥離骨折の小池百合子都知事、「山の日」記念式典を欠席 副知事が代役務める

第8回「山の日」記念式典が11日、東京・八王子市にて行われた。この日は主催者代表として東京都知事の小池百合子氏が出席予定だったが「やむを得ない事情により欠席」と発表され、副知事の栗岡祥一氏が代理として出席した。

記念式典に登壇した栗岡祥一氏【写真:ENCOUNT編集部】
記念式典に登壇した栗岡祥一氏【写真:ENCOUNT編集部】

小池都知事からのメッセージを代読

 第8回「山の日」記念式典が11日、東京・八王子市にて行われた。この日は主催者代表として東京都知事の小池百合子氏が出席予定だったが「やむを得ない事情により欠席」と発表され、副知事の栗岡祥一氏が代理として出席した。

 8月11日は国民の祝日「山の日」。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨で制定され、その趣旨を広く知ってもらうため毎年開催場所を変え、全国大会が開催されている。第8回目の今年は東京で開催されたため、主催者側の代表として小池都知事が登壇する予定だったが、総合司会を務めたフリーアナウンサーの川田裕美から「やむを得ない事情により欠席となりました」と報告。

 主催者側から欠席理由は明かされなかったが、小池都知事は8月6日に神宮球場で行われたプロ野球、ヤクルトスワローズVS阪神タイガース戦で始球式を務めた際、左膝関節を剥離骨折し全治2か月であること、当面の公務を自宅などからテレワークにて行うことを東京都が発表していた。

 この日は、副知事の栗岡氏が代理で出席し、小池都知事からのメッセージを代読。欠席理由については触れなかったが「多くの皆さんと共に大会を盛大に開催できることをうれしく思います」とコメントを寄せると関係各所に感謝を述べ「東京は1400万人が住む大都市でありながら、標高2000メートルを超える雲取山、ミシュランガイド三ツ星の高尾山、山岳信仰で有名な御岳山など多様な山々があります。多様で豊かな自然を有する世界でも類を見ない都市でございます」と魅力を伝えていた。

 式典には、衆議院議員・衛藤征士郎氏、全国山の日協議会会長・谷垣禎一氏、環境大臣政務官・朝日健太郎氏、林野庁長官・青山豊久氏、福井県知事・杉本達治氏、俳優の釈由美子、登山家の野口健氏も参加した。

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