THE RAMPAGE・藤原樹が語る“LDHの強み” パフォーマーとして躍動も「歌えるなら歌いたい」

THE RAMPAGEのパフォーマー・藤原樹と愛猫マースとの初フォトブック『Mars』(幻冬舎)が、このほど発売された。北米に起源を有するマンチカン(猫の品種)のマースは、藤原のインスタグラムにもたびたび登場。そんな愛猫との様子を収めた『Mars』には、マースの生みの親・まいるの飼い主でもある藤原の実母との座談会も収録されている。ENCOUNTでは、愛猫一家で育った藤原をインタビュー。今回の「後編」では、事務所の垣根を越えたダンス企画が話題になったTBS系『音楽の日』の裏話や、藤原のプライベートでの交友関係などを聞いた。

インタビューに応じた藤原樹【写真:矢口亨】
インタビューに応じた藤原樹【写真:矢口亨】

インタビュー「後編」 TBS系『音楽の日』の裏話など

 THE RAMPAGEのパフォーマー・藤原樹と愛猫マースとの初フォトブック『Mars』(幻冬舎)が、このほど発売された。北米に起源を有するマンチカン(猫の品種)のマースは、藤原のインスタグラムにもたびたび登場。そんな愛猫との様子を収めた『Mars』には、マースの生みの親・まいるの飼い主でもある藤原の実母との座談会も収録されている。ENCOUNTでは、愛猫一家で育った藤原をインタビュー。今回の「後編」では、事務所の垣根を越えたダンス企画が話題になったTBS系『音楽の日』の裏話や、藤原のプライベートでの交友関係などを聞いた。(取材・文=近藤加奈子)

――昨今、音楽番組などで事務所の垣根を越えた共演やコラボが盛んに行われていますが、この現状をどう捉えていますか。

「すごく良いことだと思います。少し前だったらありえなかったグループ同士のコラボが、最近は地上波でも見られますし、これを機に日本のエンターテインメントもさらに盛り上がるんじゃないのかなと思います。今、K-POPが世界で人気ですが、日本も負けないくらいのスキルや面白さがあると思っているので」

――グループ同士のコラボを行う際、アーティスト側はどんな気持ちですか。コラボ相手をライバル視しますか。

「確かにライバル視はしますけど、コラボすることによって僕たちを知らない方も見てくださり、チャンスが広がる。そのうれしさの方が大きいです」

――先日放送されたTBS系『音楽の日』では、THE RAMPAGEとINIのダンスバトルが話題になりました。

「INIの皆さんはみんなスキルがあって上手だし、良い刺激をもらえました。それとINIには(池崎)理人とか(松田)迅とか友達もいるので、共演できてうれしかったです」

――池崎さんや松田さんとは共演前に連絡は取りましたか。

「連絡というか理人とは少し前にご飯も一緒に行っていて、『音楽の日』では裏で少し話しました。『また、ご飯行きましょう』って(笑)。理人とは実は中学が隣でめちゃくちゃ近いし、結構な共通点があるんです。でも、そういうことは最近に知ったんです。元々、『INIさんに(自分と同じ)福岡県北九州市出身のメンバーがいる』っていうのは知っていて、『仲良くなれそうだな』とは思っていたんです。今年、イベントで一緒になってそこで初めて話したら、理人も僕を知ってくれていました。INIさんとは音楽番組とかで一緒になったりはしていたんですが、ちゃんと話したことはなくて、『音楽の日』のダンスバトルで初めてがっつり絡みました」

――最初に話した言葉は覚えていますか。

「僕が『地元○○ですよね』って話しかけました(笑)。あと、理人も猫好きだし、お互いのファンから『顔が似ている』って言われるんです。なので、そういう話もしました。理人とは一緒にご飯に行っても盛り上がるし、楽しいです」

――池崎さんとはマースの話もしますか。

「『今度、マース見にきて』って話しました。写真集もサイン付きで渡そうかなと思います(笑)」

――『音楽の日』のダンス企画で特に印象に残っているメンバーは。

「GENERATIONSの(佐野)玲於さんかな。1on1のダンスバトルでバチバチにカマしていてすごかったです。あれだけ本気のクランプダンスを見られて、めっちゃ気分が上がりました。あの放送をきっかけにクランプダンスを知った方も多いと思うし、そうそうたるメンバーの中でもがっつり爪痕を残していて『すごいな』って。裏でダンスバトルの様子をみんなで見ていたんですが、僕以外のメンバーも相当盛り上がっていましたね。(鈴木)昂秀とか僕の隣でずっと叫んでいて、耳がうるさかったです(笑)。あの日は応援する側もみんな本気だったし、『ダンスって良いな』と思いました」

LDHで良かったことを語った【写真:矢口亨】
LDHで良かったことを語った【写真:矢口亨】

コラボが増えて感じる「LDHで良かったこと」

――最近は他事務所の方との共演も多いですが、「LDHで良かった」と思うことはありますか。

「ダンスレベルは絶対に負けないところです。この間の『音楽の日』を振り返っても、ダンスを見て『LDHだ』って分かるんですよ。みんな小さい頃からダンスをやっているようなキッズダンサー上がりの人も多いし、そこは『LDHで良かったな』と思います」

――パフォーマーですが、歌ってみたいと思う瞬間はありませんか。

「ありますよ。そりゃ、歌えるなら歌いたいですよね(笑)。LDHもBALLISTIK BOYZより下の世代はみんなマイク持ちながら踊っているし、『うらやましい』と思いますよ。『気持ち良さそうだな』って」

――プライベートでは歌うんですか。

「お酒飲むと歌います。最近ハマっているのは、中西保志さんの『最後の雨』。EXILEさんやBIGBANGさんとか青春時代の曲も歌います。いつかファンの前で披露してみたいです」

――最近は映画、ドラマ、舞台と俳優としての幅広く活動されていますが、一番やりがいを感じるのは。

「舞台です。生物(なまもの)ならでは楽しさもあるし、映像作品と違って公演中はずっと感情が続いているので、千秋楽を迎えたときは達成感がすごいです」

――今後も舞台をやっていきたいですか。

「やりたいです。僕が初めて芝居をしたのも舞台だったので、思い入れもあるし、やりがいも感じます。できれば年に1回くらいはできたら良いなと思います」

――三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典さんと仲が良いですが、今回のフォトブック発売に関しての感想はありましたか。

「岩さんは特に何も言ってなかったです(笑)。でも、このフォトブックを渡します。岩さんとは飲みきっかけで仲良くなりました。普通に飲み会に呼ばれて行ったら、そこに岩さんがいたんです。5年くらい前だったと思うんですけど、それ以来、仲良くさせてもらっています。機会があれば、ドラマとかで共演させていただきたいですし、ライブでも一緒にパフォーマンスをしてみたいです」

――俳優として岩田さんと共演するならどんな役がいいですか。

「刑事のバディ役とか、兄弟役をやってみたいです」

□藤原樹(ふじわら・いつき) 1997年10月20日、福岡県生まれ。THE RAMPAGEのパフォーマー。俳優活動は映画『HiGH&LOW THE WORST X』、TBS系『明日、私は誰かのカノジョ』、日本テレビ系『日本統一 関東編』、舞台『カストルとポルックス』、戦国時代活劇『HiGH&LOW THE戦国』など。グループの最新シングルは『24karats GOLD GENESIS』。9月11、12日には東京ドーム公演「THE RAMPAGE LIMITED LIVE2024 *p(R)ojectRR at TOKYO DOME」を開催。血液型B。

※池崎理人の「崎」の正式表記はたつさき

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