みなみかわ、政情不安のアフリカで山賊雇った過去 銃が体に当たり「人生で一番怖かった」

芸人のみなみかわが9日、都内で行われた映画『劇場版 ほんとうにあった怖い話~変な間取り~』(8月9日より全国順次公開)の初日舞台あいさつに登壇した。人生一番の恐怖体験を告白した。

舞台あいさつに登場したみなみかわ【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登場したみなみかわ【写真:ENCOUNT編集部】

「日本人は拉致されるぞ」

 芸人のみなみかわが9日、都内で行われた映画『劇場版 ほんとうにあった怖い話~変な間取り~』(8月9日より全国順次公開)の初日舞台あいさつに登壇した。人生一番の恐怖体験を告白した。

 同作にちなんだ恐怖体験を聞かれたみなみかわは「僕は、霊感はないですよ」とキッパリ。「一番怖かった経験は、ロケでアフリカのマリに行ったとき」と切り出した。

「空港から2日くらいかけて、(現地の)部族に会いに行く、みたいなロケの帰り道に、村人がワーッと騒ぎよるんですよ。『何?』って聞いたら、『ビンラディンが殺された』と言って。その日、ビンラディンが殺された日で、そうなったら情勢がウワ~ッと不安定になって『日本人は拉致されるぞ』と。空港まで2日かかりますから、軍隊と、その地域の山賊を雇って、2日かけて(空港まで)帰るんですよ」。

 移動中、「僕の横に座った山賊の人が、(頭などに)ターバンを巻いて、銃を持っていた。ガタガタした道のたびに、おれの肩に銃が当たるのが一番怖かった。『銃当たってます』みたいに言ったら、(山賊が)『ごめん、ごめん』みたいに言われて。銃がドーンって当たってくる。それが人生で一番怖かった」と述懐。

 それでも「2日目くらいから、全然慣れてて」と言うみなみかわ。当時、山賊の銃が肩に当たるたびに「ウワッ!」などとうなって振り払ったと話した。

 舞台あいさつには、タレントの“ゆきぽよ”こと木村有希と妹の“ゆみちぃ”こと木村友美、寺西涼監督も登壇した。

 同作は、一般投稿に寄せられた恐怖体験をもとに、ある家で起きた出来事を3種類の映像記録とドラマによって構成した新奇なオムニバスホラー。“変な間取り”に隠された真相に迫る。マユリカの阪本、みなみかわ、木村姉妹が主演。みなみかわは、エピソード3「林に埋まった映像」に出演する。

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