小栗旬×蒼井優、23年ぶり実写共演 Netflixと東宝が初タッグ…日韓クリエイターで伝説的特撮をリブート

Netflixと東宝が初タッグを組み、エグゼクティブプロデューサー・脚本にヨン・サンホ氏、監督に片山慎三氏、そして実写作品では23年ぶりに共演となる俳優の小栗旬と蒼井優をメインキャストに迎え、東宝の伝説的特撮映画『ガス人間第一号』を実写シリーズ作品『ガス人間第一号』としてリブートすることが8日、分かった。

『ガス人間第一号』に参加する(左から)小栗旬、ヨン・サンホ氏、片山慎三氏、蒼井優
『ガス人間第一号』に参加する(左から)小栗旬、ヨン・サンホ氏、片山慎三氏、蒼井優

脚本にヨン・サンホ氏、監督に片山慎三氏を迎える

 Netflixと東宝が初タッグを組み、エグゼクティブプロデューサー・脚本にヨン・サンホ氏、監督に片山慎三氏、そして実写作品では23年ぶりに共演となる俳優の小栗旬と蒼井優をメインキャストに迎え、東宝の伝説的特撮映画『ガス人間第一号』を実写シリーズ作品『ガス人間第一号』としてリブートすることが8日、分かった。

 映画『ガス人間第一号』は『ゴジラ』の生みの親である本多猪四郎が監督を務め、1960年に東宝製作・配給で劇場公開。社会構造の闇を突き抜けた娯楽性で傑作SFスリラーへ昇華した、半世紀以上の時を経てなお語り継がれる作品だ。

 数多のクリエイターに刺激を与え、国内外に熱狂的なファンを抱えるこの原作を、最先端VFXを駆使し現代日本を舞台に完全オリジナルストーリーで新生するかつてないリブートプロジェクトが、キャスト・監督・脚本と日韓を代表するトップクリエイターたちと共に始動する。また、Netflixシリーズ『寄生獣 -ザ・グレイ-』などを手掛け、世界から注目を浴びるグローバルコンテンツ制作会社の「WOW POINT」が共同企画・制作で参加し、同作で脚本を執筆したリュ・ヨンジェ氏が今作でも共同で脚本を執筆する。

 このたび、メインキャストを務める小栗、蒼井からのコメントが到着した。

 小栗は「とにかく凄い企画のお話を頂いたなというのが最初に感じたことです。先が気になる展開とこのタイトルからは想像のつかない人間ドラマに心を奪われました」と本作への印象を明かし、「素晴らしい日韓の才能と、素晴らしい日本のキャスト陣とこのすばらしい作品をこれから一歩一歩作り上げていくことに今から、ワクワクを通り越して興奮しております。参加できることに感謝し、素晴らしい作品を届けられるよう、皆さんと共に試行錯誤していきますので、お楽しみにしていて頂きたいです」と呼びかけた。

 一方の蒼井は「私にとっては未知の世界のお話なので、どのような体験になるのか楽しみです。今はスタッフの皆さんと共演者の皆さんと全員で大海原に出航するような気持ちです」と心境を語り、「無事皆様にお届けできるよう精進しつつも、この組だからこその冒険心も忘れずにいたいと思います。配信を楽しみに待っていてくださると幸いです」と意気込んだ。

 さらに、映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』、Netflixシリーズ『地獄が呼んでいる』『寄生獣 -ザ・グレイ-』など次々と世界的話題作品を生み出し続けるエグゼクティブプロデューサー・脚本のヨン・サンホ氏。米アカデミー賞受賞監督ポン・ジュノ氏の助監督を務め、映画『さがす』『岬の兄妹』、配信シリーズ『ガンニバル』など野心作を次々手掛け、ヨン・サンホ氏がその才能にほれ込んだ監督の片山氏のふたりが対談を行い、企画の構想から6年、脚本開発から3年、そしてクランクインを間近に控えたいまの心境を、約70年の歴史を誇り、数々の傑作が生まれてきた特撮映画の“聖地”東宝スタジオ第9ステージで語り合った。

 Netflixと東宝が初めてタッグを組み、完全オリジナルストーリーの新たな衝撃作として現代に新生するNetflixシリーズ『ガス人間』は、Netflixにて世界独占配信される。

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