高校野球の暑さ対策に「人が亡くなってからでは遅い」 橋下徹氏「政治のルール化が絶対必要」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が7日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に生出演。番組ではこの日、第106回全国高等学校野球選手権大会が開幕したことを伝えた。今大会から暑さ対策として、一部の日程で午前と夕方に分けて試合を行う“2部制”が導入される。
武井壮も「彼らの体を守るための措置を講じて大会をさせることがすごい重要」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が7日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に生出演。番組ではこの日、第106回全国高等学校野球選手権大会が開幕したことを伝えた。今大会から暑さ対策として、一部の日程で午前と夕方に分けて試合を行う“2部制”が導入される。
橋下氏は「甲子園を目指してる球児のみなさんの努力は、オリンピックと同じように素晴らしいことなんですが」と前置きしつつ、「やっぱり僕らの時代と温度(気温)が全然違うんで、命を落としたなんてことは最悪ですから、熱中症の指数が警戒に入った段階で、僕は大会だけじゃなく、“全クラブ活動を中止にする”っていうことをやらなきゃいけないんだけど、各学校はこれできません。みんな勝利を目指してるから。これは政治できちっとルール化して、“こういう場合にはクラブ活動は中止”ってことを政治、行政のルール化が絶対必要だと思いますよ。(人が)亡くなってからでは遅いんでね」と自身の見解を示した。
タレントの武井壮は「いまメジャーリーグとかプロ野球でもベンチにエアコン施設が入ってたりとか、冷却できる何かがいろいろそろってたりするじゃないですか。高校生の試合って、まだ未熟なアスリートたちなんで、大人たちが、試合させる側が、監督が、コーチが、プロ以上に彼らの体を守るための措置を講じて大会をさせることがすごい重要じゃないかなと思います」と考えを明かした。
なお、同大会の出場校は49校。7日から17日間(雨天順延、3回戦2日目、準々決勝、準決勝各翌日の休養日3日を含む)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催される。