フジテレビの新人アナウンサー・上垣皓太朗が7日、都内で行われた映画『逃走中 THE MOVIE』（西浦正記監督）の公開後舞台あいさつで初MCを務めた。また、グローバルボーイズグループ・JO1の川西拓実は同作を密かに劇場で鑑賞していたことを明かした。

　上垣アナは、舞台あいさつのMCを担当するのは初めてとのことで「緊張しています」と吐露し、「きょう2回目（のMC）なんですけど、1回目はマイクが遠かったみたいなので、近づけていきたいと思います」と落ち着きを見せ、キャストを呼び込んだ。

　公開後の反響を聞かれた川西は「実はこっそり1人で見に来まして。まだ誰にも言ってない」と打ち明け、「涙されているお客さんがいらっしゃいまして。本当に寒い中頑張ってよかったなと思いました」としみじみ。

　また、舞台あいさつには、JO1の木全翔也、金城碧海、FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥、俳優の田鍋梨々花、子役の川原瑛都も登壇し、同作の内容にちなんだミッションに挑戦した。

「お助けミッション」では、田鍋が抱える悩みへの解決策を提示。悩みは「身体が硬い」とのことで、「5年くらい柔軟をしているんですけど、一向に柔らかくならなくて……」と深刻さを口にした。これに中島は「大丈夫。硬くても柔らかくても、人それぞれでいい。身体が硬かったらほかを柔らかくすればいい。長所を伸ばして」とフォローすると、田鍋は「ぎっくり腰にもなっちゃいます」と追撃。これにも中島は「なるほどね。治しますよ」と言い、「それ以上に幸せな部分を作ればいい。それ以外の楽しみを作っていけば、ちっぽけな悩みですよ」と冗談交じりにプレゼンした。

　中島はさらに続けようとするも、MCの上垣アナからの「そろそろ時間が……」という言葉に静止。中島は「ちょっと、話の腰を折らないでください」とぎっくり腰とかけ、他登壇者から「うまい！」と褒められていた。

　同作は、2004年から放送が始まり、24年で20周年を迎えたバラエティ番組『逃走中』（フジテレビ系）を映画化。賞金総額は1億円を超え、参加総数は1000人と『逃走中』史上最大となっている。