NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーらが6日、恒例の朝ドラ受けを展開した。この日の『虎に翼』第92回では、主人公・佐田寅子（伊藤沙莉）が売春事件にからんで補導されたが自宅に帰された美佐江（片岡凜）と向き合う様子が描かれた。『あさイチ』では鈴木アナが美佐江の様子に恐怖心を抱いていた。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　この日放送された『虎に翼』では寅子のもとに美佐江が訪ねてきて、悪いことをすると罰せられる理屈は分かるが「それがなぜ悪いことに定義されるのかよく分からない」とし、寅子に対し「心から納得した答えが出せます？……どうして人を殺しちゃいけないのか」と言う様子が描かれた。寅子は「答えが欲しくてやってるってこと？」と問うが、美佐江はきちんと答えず帰ろうとした。

　寅子は答えを一緒に考えようと声をかけたが、そこに偶然、優未（竹澤咲子）が現れ、寅子は美佐江から守ろうとするかのように慌てて抱き寄せた。その後、家裁から美佐江の審判を行わないとの連絡が入った。ラストシーンでは喫茶ライトハウスで美佐江が寅子の背後からかすかに笑みを浮かべながら視線を送っていた。

『あさイチ』では、まず鈴木アナが「朝ドラすごかったですね。美佐江さん怖すぎてずっと鳥肌たっていましたよ」と口火を切った。すると華丸が、寅子が娘を守ろうとしたシーンに言及。「あれがいけなかった」と美佐江の心情を察したように語った。

　だが鈴木アナは「でも母としては、わーっ、大丈夫？ってなると思うんです」と寅子の行動に理解を示し共感していた。大吉も「はい、その気持ちは」と共感。最後は、華丸が「あとは私と（杉田役の）高橋克実さんが何とかしますから」と語り、大吉から「何とかできる立場か」とツッコミを入れられていた。