俳優の西田尚美、浅田美代子が6日、都内で行われた映画『ミライへキミト。』（8月16日配信）の完成披露試写会に川島鈴遥、斉藤陽一郎、ウエダアツシ監督とともに出席した。本作にちなんだトークで会場を盛り上げた。

　撮影で用意されたフードコーディネーターの料理がおいしく、俳優陣の「箸がとまらなかった」という現場スタッフのタレコミを受け、西田は「本当に食事シーンばっかりだった（笑）。だから（俳優陣が）仲良くなったというのもある。カットがかかっても食べ続ける。そのものが、普通なんか、スタッフさんに『余ったらちょっとお分けしよう』とか、『皆で食べよう』とかなりそうなんですけど『私たちだけで食べちゃおう！』みたいな」と笑いながら述懐した。

　また、世の女性たちへのエールを求められて浅田は、「私に真面目を求めるのがおかしい」と照れ笑いを浮かべつつ、劇中にも登場する米詩人サミュエル・ウルマンの詩作『青春（Youth）』にからめて言及。「いくつになっても、始めることに遅いことはない、と思いました。80歳でも青春。だから何か夢中になるものがあれば、いつまでも青春でいられる、という詩の内容なんですけど、素晴らしい詩と、素晴らしい家族がよかったですね～、という感じです」とほほ笑んだ。

　同作は、マイナビ50周年記念のオリジナルウェブ映画。全4編で構成されており、作品公式YouTubeチャンネルにて、8月16日より全4話を1週間ごとに順次配信予定。進学・転職・結婚・セカンドキャリアなど、人生のターニングポイントを迎えるヒロインたちの青春と、彼女たちを取り巻く家族の物語を描く。西田は母の羽菜を、浅田は祖母の海をそれぞれ演じた。