上田竜也、初共演の佐々木蔵之介に「餌付けされました」 確執のある親子役も差し入れに感謝

KAT-TUNの上田竜也が5日、都内の渋谷・PARCO劇場で行われた、PARCO PRODUCE 2024『破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~』の初日前会見&プレスコールに登壇。初共演となる佐々木蔵之介の印象や稽古場でのエピソードを語った。

初日前会見&プレスコールに登壇したKAT-TUNの上田竜也【写真:ENCOUNT編集部】
初日前会見&プレスコールに登壇したKAT-TUNの上田竜也【写真:ENCOUNT編集部】

東京・愛知・大阪・福岡で上演『破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~』

 KAT-TUNの上田竜也が5日、都内の渋谷・PARCO劇場で行われた、PARCO PRODUCE 2024『破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~』の初日前会見&プレスコールに登壇。初共演となる佐々木蔵之介の印象や稽古場でのエピソードを語った。

 本作は、キリスト教に支配されていた中世ヨーロッパで、当時の最高権力者のローマ教皇から最大の罪である「破門」を三度言い渡されながら、たった一人で時代の門を破り、次の時代をこじ開けた皇帝フェデリコの物語。実の息子をも敵に回し、敵である異教の君主と友情を育むなど、誰も思いもよらない方法で前人未到の道に進もうとした男の真実に迫る。

 フェデリコの息子・ハインリヒを演じる上田は、初日を前に「とにかく早く明日にならないかなとワクワクしています。1か月、稽古をみっちりやってきて、とにかくお客さんの前で感情を爆発させて、素晴らしいものを届けたいと思っています」と心境を告白。佐々木の印象を聞かれると、「一番最初にびっくりしたのが、圧倒的な芝居力。自分が稽古に入る前に見させていただいたのですが、迫力もありますし、改めて蔵之介さんの存在感に圧倒されました」と回答した。

 1か月間に渡る稽古を振り返り、「なにより気遣いのすごい方。シーンごとに、よかったこと、もっとこういう気持ちでやってもいいんじゃないという所も遠慮なく言ってくださるので、信頼して付いていきたいと思います」と思いを伝えた。

 役どころは、親子ではあるものの確執のある関係となる。「役作りのため、距離を置くことはあったか?」という質問には、「最初はそうなるかと思ったのですが、蔵之介さんがいっぱい差し入れをくださるので、餌付けされました」と笑顔で回答。佐々木も「僕はあまり引っ張らないようにしました。確かに差し入れは、いつも大事だと思っています。毎日、差し入れをどうしたらいいのか、頭を悩ませていました」と笑うと、上田は「こんなにくださる方いませんよ」と感謝した。

 佐々木と上田と共演する六角精児も、「差し入れが多いから仲良くなるんです。みんなで食べていますから」と大喜び。本番の差し入れに期待すると、実家が有名な蔵元の佐々木は「これからは現場に酒持っていきますか」とノリノリだった。

 本作は、8月6日から9月1日までPARCO劇場、9月7日から8日まで愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、9月11日から16日まで大阪・森ノ宮ピロティホール、9月21日から22日まで福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホールで上演される。

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