「KAWAII LAB.」の新たなアイドルグループ・CUTIE STREETが4日、東京・お台場で開催中の世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL2024（TIF）」でお披露目され、アイドルの祭典で初ステージを飾った。

　KAWAII LAB.は“原宿から世界へ”をコンセプトに、日本で成長を続けてきたアイドル文化を世界へ発信するプロジェクト。『わたしの一番かわいいところ』で一大ブームを巻き起こしたFRUITS ZIPPERを始め、CANDY TUNE、SWEET STEADYを輩出しており、CUTIE STREETは、4番目のグループとなる。

　CUTIE STREETのメンバーは、古澤里紗、佐野愛花、板倉可奈、増田彩乃、川本笑瑠、梅田みゆ、真鍋凪咲、桜庭遥花の8人。数か月にわたって、パフォーマンス審査やオーディション合宿が行われ、集められた。ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS（日プ女子）』のファイナリストとしても注目を集めた桜庭がメンバー入りしたことも話題となった。

　先輩グループ3組のパフォーマンス後、多くのアイドルファンが詰めかけたSMILE GARDENのステージに立った8人。初々しく自己紹介をすると、オレンジ色担当の川本が、「このTIFのSMILE GARDENという所でデビューさせていただくことがすごくうれしいです。この8人でいっぱいいっぱい頑張って来たので、今日はみなさんのこといっぱい楽しませたいと思います」と意気込みを語り、初パフォーマンスへ。デビューステージではKAWAII LAB.のアイドルらしくキュートな2曲を披露して、場内は温かい拍手と愛のある歓声に包まれた。

　無事にパフォーマンスを終えると、進行を務めたFRUITS ZIPPERの真中まなは、舞台裏で初ステージを見届けたCANDY TUNEの桐原美月が号泣していたことを告白。初ステージの感想を聞かれた赤色担当の佐野は、「すごい緊張したのですが楽しくできてよかったです」と安堵（あんど）の表情を見せ、「この8人でこれからも頑張っていくので応援よろしくお願いします」と笑顔でメッセージを送っていた。

　今年のTIFには、坂道グループからは乃木坂46四期生と日向坂46三期生、乃木坂46の公式ライバルの僕が見たかった青空、ハロープロジェクトからは、Juice＝Juice、BEYOOOOONDSらが参加。他にも、＝LOVE、AKB48をはじめとする48グループ、アイドル総選挙初代1位の＃ババババンビ、2代目1位のAppare！、解散を控えるでんぱ組.inc.など、今年も200組以上のアイドルが集結し、世界最大のアイドルフェスに相応しいラインナップで開催される。