宮野真守、意外?な『ヒロアカ』初参加「出てそう顔声優」 作品でのエモい再会を明かす
声優の宮野真守が3日、都内で行われたアニメーション映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』の公開記念舞台あいさつに出席に参加。初参加となった「ヒロアカ」を振り返った。
『ヒロアカ』劇場版最新作でジュリオ・ガンディーニ役
声優の宮野真守が3日、都内で行われたアニメーション映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』の公開記念舞台あいさつに出席。初参加となった「ヒロアカ」を振り返った。
完結目前となる堀越耕平氏の人気漫画を原作とした劇場版第4弾。宮野は劇場版オリジナルキャラクターのジュリオ・ガンディーニ役を担当している。
“意外?”にも『ヒロアカ』初参加となる宮野。麗日お茶子役の佐倉綾音が「マモさんって『ヒロアカ』出ていなかったんですね。出てそう」と驚かれると、続いて轟焦凍役の梶裕貴が「出てそう顔声優」と表現。宮野は「出てそう顔しているでしょ? でも出ていなかった声優なんだよ」とコメントして笑わせた。
宮野は同じく劇場版オリジナルキャラクター、アンナ・シェルビーノを演じた生見愛瑠と合わせ「この2人よかったでしょ?」と観客に問うと、大きな拍手が返ってくる。「初参加だったけど、本当にとてもいい作品でとてもいい現場だとと分かった。絆、友情、ヒーローへの熱い思いが空気をよくしていると思った。今回の映画も、『ヒロアカ』が体現してきた仲間との絆、師弟関係の絆、親子の絆とは違った男女の絆を、僕らオリジナルキャラクターで見せることができたのでは」と胸を張った。
本作のメガホンをとった岡村天斎監督は「僕が22年前、初めてアニメの主役をやった作品の監督が、岡村天斎さん。それもあってエモいものがありましたね」と明かし、しみじみ。その作品にはオールマイト役の三宅健太も出演しており「なんとかきょうも一緒に立てているね」と宮野との再共演を喜んだ。
本作は公開初日となった8月2日に観客動員26万人、興行収入3.7億円を記録。シリーズ歴代No.1ヒットとなる前作の初日興収対比118%となり、大ヒットに向けて好スタートを切った。原作は、8月5日に発売される「週刊少年ジャンプ」で完結する。爆豪勝己役の岡本信彦は「本誌が盛り上がって、あと1話というタイミングで朗報が聞けてうれしい」と笑顔を浮かべた。
この日、参加予定だった緑谷出久役の山下大輝は体調不良のため欠席に。「なんでデクくんはいないんだ……」とイジられていたが、最後に岡本が「こういう場に山下くんがいないのは不思議。最初はかわいらしい男の子のイメージだったけど、いまいなくて感じるのは寂しさと存在としてデカかったんだなって。彼が『ヒロアカ』で成長して最高のヒーローを担っている姿を1番近くで見られたのかな」と思いを語った。