原因はストレスに対処できない病の「適応障害」…ME:Iの17歳・TSUZUMIが長期的に活動休止
11人組ガールズグループのME:I(ミーアイ)は3日、公式サイトでメンバーのTSUZUMI(17)が長期的に活動休止すると発表した。「適応障害」と診断されたためとしている。
公式サイトで発表「治療に専念する予定」
11人組ガールズグループのME:I(ミーアイ)は3日、公式サイトでメンバーのTSUZUMI(17)が長期的に活動休止すると発表した。「適応障害」と診断されたためとしている。
公式サイトはファンが心配していたTSUZUMIの状態を伝え、活動休止期間を「長期的」と記した。
「この度、メンバーのTSUZUMIが適応障害との診断を受けた為、長期的に活動を休止することとなりましたのでお知らせいたします」
その上で、決断に至るまでの経緯を明かした。
「本人と事務所スタッフ、担当医師との話し合いを重ねつつ、健康状態を確認した上で先日の『KCON LA 2024』のステージの出演をもって活動再開を行いましたが、帰国後に受診したところ、上記診断を受けたため、本人含めた関係各所で話を行い今回の発表に至りました。今後、TSUZUMIは、担当医師の指示に従い治療に専念する予定です。復帰の目処が立ち次第、ご報告できればと考えております。ファンの皆様、関係者の皆様にはご心配をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただけますようお願いいたします」
TSUZUMIは、昨年話題になったサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS(日プ女子)』に参加。高い歌唱力、表現力で人気を集め、デビュー権利のある10位にランクインした。そして、ME:Iとしてデビュー。期待通りのパフォーマンスを見せていたが、体調不良で6月下旬から歌番組などの出演を見合わせていた。その後、7月26日から米ロサンゼルスで開催のKCON LA 202には参加していた。
「適応障害」とは、生活の中で生じる日常的なストレスにうまく対処できなくなり、抑うつや不安感などの精神症状や行動面に変化が現れ、生活に支障を病気とされる。世界保健機関の診断ガイドラインでは、原因となるストレスが生じてから1か月以内に発症。ストレスが解消してから6か月以内に症状が改善するとされる。一方で、ストレスが長く続く場合には「症状が長期間続くこともある」とされている。