EXIT兼近大樹、過去の過ちに「許されようと思ってない」も…「足を引っ張る人たちがいる」
お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(33)が1日、ABEMAのニュース番組『Abema Prime』(午後9時)に出演し、過去の過ちからの再起を社会はどこまで許すべきかについて持論を語った。
『Abema Prime』に出演
お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(33)が1日、ABEMAのニュース番組『Abema Prime』(午後9時)に出演し、過去の過ちからの再起を社会はどこまで許すべきかについて持論を語った。
この日は、パリ五輪ビーチバレーの会場でオランダ代表ステフェン・ファンデフェルデ選手にブーイングが浴びせられた件を紹介。同選手は、8年前に児童への性犯罪で有罪判決を受けたが、服役後に競技に復帰し代表に選ばれていた。そこで、過去に過ちを犯した場合、再起した選手に社会はどこまで許容すべきなのかについて議論した。
相方・りんたろー。は、2019年9月の週刊誌報道で、兼近が未成年だった2011年に売春防止法違反容疑で逮捕されていたことが報じられた件に触れ、「SNSなどで『テレビに出るな』など見かけるけれど、それはあんまりじゃないですかとかは思わない」としたうえで、「どんな環境であれ(兼近くんが)居場所を見いだせなかったのは事実。認めてくれよというのはないですけど、逆に、僕がそばで見てきて、認めて信じてもいいはずだよね」とコメント。
兼近は、「別に許されようと思ってこっち来てないんで、『許されたと思うなよ』みたいに言われても『思ってないけどな』って。『じゃあ死のうか』って、死んだって怒られるんですよ。生きていても怒られるし……。だったら、誰かのために、自分のできる範囲でいろんな人を救えるように生きていこうって思うしかなくて」と心境を明かした。
「許されなくてもいい」と語る兼近は、「ただ、僕が支援している支援先と寄付先にわざわざ連絡して『金を受け取るな』とか、『お前のところは最低だな』みたいな、足の引っ張り方する人たちがいて、救いたい気持ちすらも踏みにじられなきゃいけないんだろうって……」と、周りに迷惑がかかることを「僕自身が許せない」と嘆いていた。