俳優の眞栄田郷敦が1日、東京・女子美術大の杉並キャンパスで行われた主演映画『ブルーピリオド』（8月9日公開）の公開直前イベントに高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりとともに出席した。自身が”ゆずれないこと”などについて語った。

　映画にちなんで、ゆずれないことを問われて眞栄田は「うーん」と一呼吸考え、「好きなことは、自分を磨くことっすかね。なんでもっすね。なんでもできる人になりたいです」と回答。最近は「伸肘（しんぴ）倒立」にチャレンジしていると明かした。次いで「なんか、スーパーマンになれればいいかな、と思ってます」とほほ笑んだ。

　同じ問いに板垣は「薄塩味のお菓子あるじゃないですか。僕、あれに、塩を入れるのがすごい好き」と発言。会場に詰めかけた女子高生たちから「え～？」と悲鳴が巻き起こる中、「友達が家に来てそれをやってると、皆さんみたいな反応をされる。ドン引きされる」と明かし、「塩をバーッと入れて、濃い塩にするのが、どれだけ引かれてもゆずれない」と言い切った。

　イベントでは、キャスト4人と学生達が共同製作した青い絵画も披露された。

　同作は、累計発行部数700万部を記録し、月刊アフタヌーンで連載中の山口つばさ氏の同名漫画を原作とする熱血美術青春ストーリー。高校生の矢口八虎（眞栄田）らが、“東京大学合格より難しい”と言われる東京藝術大への入学を目指して奮闘する様子を描く。