清原果耶、10月期連ドラ『マイダイアリー』で主演 大学生男女5人の繋がりを描く物語
俳優の清原果耶が10月から放送のABCテレビ系連続ドラマ『マイダイアリー』(日曜午後10時15分)で主演を務めることが1日、発表された。
完全オリジナル作、脚本は兵藤るり氏
俳優の清原果耶が10月から放送のABCテレビ系連続ドラマ『マイダイアリー』(日曜午後10時15分)で主演を務めることが1日、発表された。
完全オリジナルの本作は、社会人1年目となった主人公が各話、ささいなきっかけで過去の大切な思い出を振り返る構成で、大学生男女5人の繋がりをノスタルジックに紡いでいくヒューマンドラマ。描かれるのは、自分と他人との間に見えない距離を感じ、言語化できない悩みを抱える若者たちの等身大の姿。育った環境や性格もバラバラな彼らが偶然出会い、次第に互いを受け入れ合うことで、やがて“心の居場所”となっていく様子を情感豊かに写し出す。このドラマを見終わった時は、きっと大切な誰かを思い出すはず。そんな“青春時代を経験したすべての人”へ贈る、心温まる物語となる。
脚本を手がけるのは、2020年脚本家デビューの兵藤るり氏。代表作『わたしの一番最悪なともだち』(NHK)は23年10月度ギャラクシー賞月間賞を受賞したほか、21年には坂元裕二氏による人気作『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)のチェインストーリーや、22年の『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の脚本協力&Huluオリジナルストーリーを担当するなど、多彩な経験の持ち主だ。
清原が今作で演じるのは、社会人1年目となった主人公・恩村優希(おのむら・ゆき)。優希がささいなきっかけで大学時代を思い出し……そんな形で物語が進んでいく。優希の大学時代はごく平凡で、家庭教師のアルバイトをしながら大学に通い、仲のいい友人と一緒に講義を受ける。そんな、ありふれた生活だった。母親から「優しい人になりなさい」と育てられてきた優希は、自身もそうありたいと願うが、ここのところ恋人とは音信不通。大学生活にも物足りなさを感じていた。そんな時、桜の木の下で夢中になって数式を書く不思議な青年と出会う。その彼が忘れていったリュックを、優希は拾う。この偶然をきっかけに、仲間達と過ごす優希の毎日が動き出す。
清原は「私たちの大切な思い出の数々を、包んでくれるような作品になる予感がしています。過去を振り返ることを怖がりながらも、記憶のページを丁寧にめくっていくその時間が、今を生きる私たちの背中を守ってくれていると信じて。この作品をご覧くださった皆様の“これまで”と“これから”に優しく寄り添えますように。スタッフ・キャストの皆様とチーム一丸となって、撮影に臨めればと思っております。続報を楽しみにお待ちください!」と呼びかけた。
また、脚本を手がけた兵藤氏は「人にはそれぞれ、これからの人生を分かち合う仲間との出会いがあると思います。つらいことがあったとき、行き詰ったとき、『でも大丈夫』と思わせてくれるような仲間との出会い。このドラマはそんな瞬間を丁寧に積み重ねていく物語です。優しくて、ちょっと不器用な主人公・恩村優希を清原果耶さんという素晴らしい方に演じていただけること、とても嬉しいです。まだ現実と思えないくらい嬉しいです。清原さんが注いでくださるであろう熱量に負けぬよう、わたしも脚本の一文字一文字に魂を込めました。このドラマを見てくださった方の心に、少しでも優しい時間が流れますように」とコメントを寄せた。