日向坂46、四期生11人が『ゼンブ・オブ・トーキョー』で映画初出演 主演は正源司陽子

日向坂46の四期生11人が、10月25日公開の映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』にて映画初出演することが1日に発表された。また、最新シングルでもセンターをになった正源司陽子が主演を務める。

日向坂46四期生が映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』に出演【写真:(C)2024 映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」製作委員会】
日向坂46四期生が映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』に出演【写真:(C)2024 映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」製作委員会】

10月25日公開

 日向坂46の四期生11人が、10月25日公開の映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』にて映画初出演することが1日に発表された。また、最新シングルでもセンターをになった正源司陽子が主演を務める。

 アイドルデビューからまだ約2年となる四期生から演技初挑戦の11人がメインキャストとして大抜てきされ、東京を訪れた修学旅行生を演じる。最新シングル楽曲『君はハニーデュー』でセンターを務めたことが記憶に新しい正源司が、主演として映画を引っ張っていく。

 四期生11人それぞれの魅力を引き出しながら監督を務めたのは、『私の男』『#マンホール』など数々の作品を世に放ち、最新作『658km、陽子の旅』が第25回上海国際映画祭のコンペティション部門において、最優秀作品賞、最優秀女優賞(菊地凛子)、最優秀脚本賞(室井孝介、浪子想)の最多3冠に輝いた熊切和嘉。これまでの作品群とはまったく異なる青春群像劇を作り上げ、新境地を切り拓いた。

 さらに脚本を務めるのは、『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズの福田晶平とNetflixシリーズ『トークサバイバー』やSnow Man主演の映画『おそ松さん』の土屋亮一。企画段階から11人全員に直接事前インタビューを行い、それぞれの学生時代の思い出や、アイドルになる前のエピソード、東京への思いなどをヒアリング。それを基に、彼女たちのリアルな物語が盛り込まれた完全オリジナル脚本を作り上げた。

 修学旅行で東京を訪れた11人の女子高生たち。班長の池園は、東京の“ゼンブ”を味わうべく、完ぺきなスケジュールを組み立てて、同じ班のメンバーたちと名所を回るのを楽しみにしていた。しかし、待ちに待った自由行動の日、なぜか班全員がバラバラに。池園はスカイツリーの下で一人きりになってしまう。「まさかマルチバース?」と疑いつつも、計画をやり遂げようと東京観光に繰り出す。実は、池園の願いとは裏腹に、班のメンバーはそれぞれの思惑を秘めているのだった。

 また、今回解禁となった特報映像では、正源司扮(ふん)する池園の「待ちに待った修学旅行! 東京の“ゼンブ”を楽しむぞ!」という意気込みではじまる。あわせて解禁となったティザービジュアルでは、池園が渋谷のスクランブル交差点をバックに自撮りをする写真の背景に、修学旅行に期待を寄せる正源司の直筆による池園の旅程表とイラストが描かれており、等身大の女子高生の青春ストーリーを予感させるポップなビジュアルになっている。

 以下は監督と出演者らのコメント。

○熊切和嘉監督

「以前、アイドルの方と仕事した際に、そのプロ意識の高さに感銘を受け、いつか機会があればアイドル映画に挑戦してみたいなとひそかに思っていました。その機会が不意にやってきて、今回の映画が実現しました。彼女たちが観ている東京を撮るのではなく、東京が見ている彼女たちを撮る、そんな限りなく透明に近い眼差しを意識して群像劇にまとめました。なによりも、これから多くの映画やドラマに出演していくであろう日向坂46四期生の皆さんの、最初の監督になれたことを誇りに思います。彼女たちのかけがえのない瞬間が映っていると思いますので、ぜひ劇場でご覧になってください」

○正源司陽子/池園優里香(いけぞの・ゆりか)役

「映画出演が決まって、素直にうれしいという気持ちが大きかったです。インタビューを通して私たちのキャラクターを掴んでいただき、それをベースに映画を作っていただけるという話を聞いた時はほんとにうれしかったです。個人的にも演技にすごく興味がありましたし、さらに大好きな四期生のみんなと出演できるということで、この上ない幸せというか光栄だと思いました。ぜひぜひ、楽しみにしていただけたらうれしいなと思います」

○渡辺莉奈/桐井智紗(きりい・ちさ)役

「四期生全員が映画初出演なので、みんなで映画を作っていけるということがとてもうれしかったです。熊切監督は優しくて、髪を切ったきっかけも監督の言葉でした。最初は不安だったんですけど、途中からまったくそれを感じなくなるくらい撮影期間中はずっと笑顔で、安心して挑むことができました。この映画を見ながら、学生でしか味わえない特別な感情を思い出してほしいなと思います」

○藤嶌果歩/羽川恵(はがわ・めぐ)役

「『四期生でなにかをやりたい』というのはずっと思っていたので、それがまさかこうして“映画”という形で、11人で挑戦させていただけることがすごくうれしかったです。『監督に会いたい!』という気持ちで撮影現場に行っていました。四期生初めての映画で、青春を詰め込んだ作品になっていると思います。今の四期生にしか出せないキラキラ感を味わっていただきたいです。楽しみにしていてください」

○石塚瑶季/説田詩央里(せった・しおり)役

「ずっと演技をやりたかったので頑張ろうと思いました。撮影中は本当に毎日がキラキラしていました。手探りで、監督とも相談しながら、自分の演じるキャラクターを作っていくのがすごく楽しかったです。『青春っていいな』と純粋に思うと同時に、女子高生だからこその青春を体感できると思います。見た人が『明日から青春しちゃおうかな』って思ってもらえるような作品になっているのではないかなと思います」

○小西夏菜実/枡谷綾乃(ますたに・あやの)役

「もともと演技に興味があったので、それを四期生のみんなと挑戦できるのがとてもうれしかったです。11人みんなで青春した感じがします。作品の中でも素で楽しんでいましたし、四期生のことがもっと好きになりました。長いシーンが終わったときに監督が『良かったです』と言ってくださるのがとても心の支えになりました。見たら学生時代の青春を思い出せると思いますし、四期生の青春を一緒に楽しんでいただけたらと思います。ぜひ、見てください」

○竹内希来里/辻坂美緒(つじさか・みお)役

「撮影中はずっと楽しかったです。ボケ合ったりつっこんだりしながら、ワチャワチャするシーンもたくさんあって、素で楽しめました。監督はすごく面白くて、私たちが緊張してたり悩んだりしたら、すぐに気づいてくださって救われました。11人みんなでそろって、というのがザ・青春という感じだったので、昔に戻った気分になって楽しめました。四期生それぞれの個性がつまっていて、青春を感じられる映画になっているので、ぜひ皆さんに笑いながら楽しんでいただければと思います」

○平尾帆夏/花里深雪(はなさと・みゆき)役

「この11人で一つの作品を作れるのがとにかく楽しみでうれしかったです。本当にのびのびと、スタッフさんたちに支えられながらやらせていただきました。(四期生での共演は)いつも一緒にいる人たちなので『お芝居中に笑っちゃうんじゃないか?』という心配もありましたが、泣くシーンではもらい泣きしてしまったり、撮影中はもう“同期”という感覚は無くなっていた気がします。みんなの個性とキャラクターが詰まった映画ですし、私たちにしか出せない青春がたくさん詰まっていると思うので、ぜひそれを感じていただけたらなと思います」

○平岡海月/満武夢華(みつたけ・ゆめか)役

「四期生全員で出演させていただけてうれしかったです。バラエティー番組などに11人で出ることはありましたが、演技のお仕事をみんなでするのは初めてだったので、普段とは違う表情だったり、お芝居している姿は新鮮で楽しかったです。みなさんの楽しみにしてくださる気持ちを越えるくらい素敵な映画になっていると思います。青春を昔に感じる人にとっても、身近に感じていただける映画になっています。是非ご覧ください」

○清水理央/角村若菜(つのむら・わかな)役

「四期生皆で今までいろいろ経験してきましたが、新たに初めて挑戦できる分野をいただけたのがすごくありがたく、この作品でもっともっと四期生の絆が深まった気がします。本当に楽しい期間でした。四期生11人、監督、スタッフの皆さまの青春がぎゅっと詰まったような映画なので、一分一秒を最初から最後まで何回も見て、細かいところまで注目していただけたらとても楽しんでもらえると思います。ぜひたくさん見ていただけるとうれしいです」

○宮地すみれ/梁取茜(やなとり・あかね)役

「みんなが役に向き合う姿を見て自分ももっと頑張りたいなと思ったし、やっていくごとに気づきや学びがあって、本当に楽しい期間でした。四期生の個性の豊かさが全面に出ている映画になっていると思います。初めての演技もみんなで手を取り合って頑張って、スタッフのみなさんに支えられてできた最高の作品なので、絶対に! 映画館で! ご覧いただきたいなと思います」

○山下葉留花/門林萌絵(かどばやし・もえ)役

「四期生での活動が多くなってきて、私自身がみんなのことを『もっと探りたい!』と思っていたタイミングでもあったので、もっとみんなのことを知れるチャンスができてうれしかったです。監督と一緒に試行錯誤をして『できるだけ私の素に近い姿でいいよ』という言葉に救われました。四期生のまだ知らなかった、知るべき魅力がぎゅっと詰まっていたり、みなさん自身も青春を味わえる映画になっています。ぜひ一緒に青春できたらなと思っています」

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