森本慎太郎『DREAM BOYS』続投も一度断っていた 背中押したのはSixTONESメンバー&渡辺翔太の言葉

Snow Manの渡辺翔太、SixTONESの森本慎太郎が7月31日、都内で行われた『DREAM BOYS』の製作発表会に出席。2人は昨年に続いての出演となるが、森本は再出演を一度断っていたことを明かした。

製作発表会に出席した紫吹淳、SixTONESの森本慎太郎、Snow Manの渡辺翔太、鳳蘭(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
製作発表会に出席した紫吹淳、SixTONESの森本慎太郎、Snow Manの渡辺翔太、鳳蘭(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

断った理由は「僕じゃない人のほうがいいお芝居を届けられるんじゃないかと」

 Snow Manの渡辺翔太、SixTONESの森本慎太郎が7月31日、都内で行われた『DREAM BOYS』の製作発表会に出席。2人は昨年に続いての出演となるが、森本は再出演を一度断っていたことを明かした。

『DREAM BOYS』は2004年に滝沢秀明氏の主演で初演されて以来、亀梨和也(2004~12年)、玉森裕太(13~18年)、岸優太(19年~21年1月)、菊池風磨(21年~22年)らを中心に毎年さまざまな組み合わせで演じ続けられてきた。昨年からの続投で渡辺が主演、森本がチャンプ役を演じる。

 渡辺は、続投オファーに「迷いなくすぐ返事できました。立候補したいくらいだった」と意欲的だったが、一方の森本は「ノーを出しました」と一度断ったことを告白。「昨年演じて楽しかったけど、自分の中で納得いかないことがたくさんあった。そのまま舞台に立つのはお客さんに失礼じゃないかと思って断った。できなきゃいけないことがチャンプ役としてできていない。それが自分への採点結果だった。僕じゃない人のほうがいいお芝居を届けられるんじゃないかと思って」と自身の演技を厳しくジャッジした結果、断ることを選択したという。

 そんな森本が出演を決めたのは、共演する渡辺とSixTONESのメンバーの言葉だった。「翔太に電話して『断るわ』と伝えたら『慎太郎とやっていて楽しかった。慎太郎とだからもう一度やりたい』と言ってくれた。メンバーからは『翔太と慎太郎のDREAM BOYSをもう1回見たいと思うよ』って。メンバーがそう思うのならお客さんもそう思ってくれているんじゃないのかなって思えて、『じゃあ受けるか』と。背中を押された」といい、メンバーの誰が言葉をかけてくれたのかと聞かれると「北斗とか。でもその場にみんないましたけどね。さっきの言葉は北斗だったかな。あとジェシーときょもと高地と樹。あ、全員か(笑)」と語った。

 また、21年公演にチャンプ役を演じた田中樹からは「慎太郎らしいチャンプだね」と声をかけてもらったようで、「うちのメンバーは2つのチャンプを見ているから、同じ役でも違った色が出ているってことは、それぞれが自分らしく演じられているのでは、と思えた。どっちも褒めるみたいな感じだった」。最終的に再びチャンプに挑むことを決めたが「自分の中でどうなるかが楽しみの1つでもある」と声を弾ませた。

 また、断ろうと考えている森本に対し、渡辺は電話で「お前じゃなきゃできない! 頼む!」などと必死で口説いた。「でも慎太郎の気持ちは分かっていた。自分はやるって決めていたので、『じゃあ誰がチャンプ役に合う?』と想像した。でもまったく慎太郎以外出てこなかった。だから『俺は慎太郎とやりたい』」と必死に思いを伝えた。出演を決心した森本に対して「本当にありがとう」と感謝し、「友情が垣間見えるね(笑)」と照れくさそうにお互いを見合った。

 会見には紫吹淳、鳳蘭も参加した。同作は東京・帝国劇場にて10月9日から29日まで上演される。帝国劇場は25年2月に建て替え工事のため一時休館に今年の『DREAM BOYS』は現・帝国劇場で最後の上演となる。

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