TOKIOの松岡昌宏が30日、主演ドラマ『連続ドラマW　密告はうたう2　警視庁監察ファイル』の完成披露試写会イベントに出席した。同作にまつわるトークで会場を盛り上げた。

　同作は、伊兼源太郎のミステリーを原作とする本格サスペンス。警視庁職員の不正を取り締まるプロ集団・警視庁人事一課（通称:ジンイチ）監察係の知られざる内部捜査を描く。2021年8月に第1シーズンが放送・配信された。今回の第2シーズンでは、人事一課所属となって2年が経過し、監察係の主力となった佐良正輝（さら・まさき、松岡）が、一通の密告文に端を発し、警察全体を揺るがす“組織の陰謀”と対峙することになる。

　好評を受けて3年ぶりの続編。制作陣から再びオファーを受けたときを振り返って松岡は「正直しんどいな、と思いました。パート1のときに、かなりボロボロにしてもらったもんですから。あのパターンのものをまたやるのか、ということですよね。皆様に認めていただいて嬉しいなというのが半分、（もう半分は）できるかなという不安がありました。それを率直に言いました。そうしたら内片（輝）監督が『大丈夫だろう。やろう』と言って頂いた。『じゃあ、よろしくお願いします』ということでお任せしました」と話した。

　いざ撮影が始まると「やはり……大変でしたね（笑）。自分が今まで経験してきた中で一番か、二番に大変な作品です。もう一個は何だ、と言ったらパート1です」と明かし、会場の笑いを誘った。

　3年ぶりに佐良を演じて「本当に緊張感がある。そのシーン、シーンを撮っていくときに、内片監督と山本（大輔）監督からきちんと説明していただける。前後のシーンだったり役のモチベーションだったり。ディスカッションをしながら淡々と進むというか。まぁ、いい勉強をまたさせていただきました」と感謝した。

　同イベントには仲村トオル、泉里香、池田鉄洋、内片監督も出席した。