【RIZIN】芦澤竜誠が皇治との死闘制す 「ボッコボコにしてやったぜ」と勝ち名乗りも「皇治選手、引退しないで下さい」と気遣う
第6試合では芦澤竜誠(フリー)が皇治(TEAM ONE)に勝利。MMA転向2戦目で初勝利を挙げた。
第6試合、皇治のリベンジはならず
格闘技イベント「Yogibo presents 超RIZIN.3」(28日、さいたまスーパーアリーナスタジアムバージョン/ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継)第6試合、RIZIN MMAルール:5分3R(61.0キロ)
第6試合では、芦澤竜誠(フリー)が皇治(TEAM ONE)に勝利。MMA転向2戦目で初勝利を挙げた。
ともに立ち技出身。やはりスタンドの展開が長く続いた。圧力をかける皇治に対し、芦澤が距離を取ってかわす展開。芦澤が途中で“酔拳”のようなポーズを披露するシーンもあった。
2Rも距離を詰める皇治。空振りも多いが、クリーンヒットを奪う場面も。一方の芦澤は離れながら、ジャブを的確に当てていく。
そして3Rだ。開始早々。愚直に距離を詰める皇治の左フックが芦澤の顔面を捉え、ダウンを奪う。何とか立ち上がった芦澤に対し、さらに距離を詰め首投げを決めてみせた。だが芦澤も終わらない。ヒザを突き刺し、皇治の動きを止めた。
フラフラになりながら、最後まで打ち合いを続けた。かねてからもめ続けた2人だが、最後は抱き合って健闘をたたえ合った。ジャッジは最後まで的確に打撃を当て続けた芦澤を支持。3-0の判定でRIZIN初勝利を収めた。
試合後のマイクでは「KOしたかったんだけど、ボッコボコにしてやったぜ。もっと練習します。皇治選手、引退しないでください」と呼びかけ、拍手を浴びていた。
両者は昨年4月にキックボクシングルールで対戦。芦澤が判定勝ちを収めていた。
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【写真】芦澤竜誠と皇治が健闘をたたえ合う実際の様子