フジテレビ系ダンスバトルエンターテインメントショー『R4 STREET DANCE』（月曜深夜0時55分）が、29日に放送される。今回はレギュラー放送時間より繰り上がり深夜0時30分からの放送となる。

　同番組は日本初となるダンスバトルエンターテインメントショー。日本のトップアーティストやダンサーが集結し、クルーを結成。3か月（1シーズン）を通してダンスバトルを繰り広げ、No.1クルーを決定する。1シーズン目では、GENERATIONS from EXILE TRIBEの中務裕太、Travis Japanの宮近海斗、DXTEENの谷口太一、MAZZELのRANが、異なる4つの事務所からRep.（※Representative＝代表者）として登場する。トップアーティストとして活躍し、それぞれ異なるルーツでダンスに定評のある4人が、世界初のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」に所属するDリーガーから、自分のクルーに引き入れたいメンバーをドラフト形式で選抜し、6人組のクルーを結成。結成された中務、宮近、谷口、RANの4クルーは、番組から課されるさまざまなテーマに沿って、複数のショーケース・ダンスバトルを繰り広げる。

　今回はついにダンスバトルが開幕し、初回はショーケースバトルが行われる。トップアーティストとDリーガーで構成される各クルーは、「1日のみの全体練習でショーケースを完成させる」という過酷な条件に挑む。短期間で完成度の高いショーを作り上げることはプロフェッショナルでも困難な中、4クルーはそれぞれショーケースを作り上げていく。

　ショーケースの審査は、ダンス界を代表するスター3人が務める。ダンサー史上初となる単独での日本武道館ライブを成功させたkazuki（s**t kingz）、前人未踏のダンス世界大会8年連続優勝のKENZO（DA PUMP）、SixTONESやENDRECHERIなどの振り付けも担当し人気を集めるSAYA YAMAMARUの3人がレビュワー（審査員）に就任。各クルーのパフォーマンスを見た3人は思わず驚嘆の声をあげる。

　4クルーのパフォーマンスを審査したkazukiは、「Rep.を務めている4人からもかなりの気合いを感じました。ダンスを愛する人たち同士のプライドのぶつかり合いに胸が熱くなる瞬間が多々あり、審査するのがすごく難しかったです」と振り返った。「お互いをRespectし合い、でも『絶対に勝つ！』という思いがダンスに乗っていて、早くテレビで皆さんに見ていただきたいです！」と語った。

　またKENZOも、「正真正銘本物のダンスを感じさせてくれた。アーティストがダンサーに戻る瞬間。そして、仲間の想いを背中で感じ、魂で踊る。ダンサーが積み上げた洗練されたスキル、芸術性、オリジナリティ、音楽性、それはダンスをやっている者として1番難しく、究極のダンサーの形が表現されていました」と称賛。SAYA YAMAMARUも、「もう素晴らしいの一言に尽きます。これこそStreetだなって言う瞬間が幾度となくありました。バトルだからこそ真剣勝負。容赦なく本気で挑む彼らの目はリアルで胸が熱くなりました」と語った。さらに、「ダンスは飾ってもいいし飾らなくてもいいんです。ダンスを通し伝えたい各々のクルーの表現からStreetでもあるけどSweetな“志”も見えました。ここが尚、自分は胸がぎゅっとなりますね。チームメンバーや音楽へのRespectを感じ、ダンスって物凄く気品で紳士的だと。美しいなと言う感情にもなりました」とコメントしている。