『27時間テレビ』で「声ゼロ」…明石家さんま、体調不良の原因を告白「生体実験で分かった」

お笑い芸人の明石家さんまが27日、MBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。20日のフジテレビ『FNS27時間テレビ』(20~21日放送)出演時に不調だったのどは全快とはいかず、さんまだけ“音を拾いやすい”特別マイクを使用しての放送だと明かした。

明石家さんま【写真:ENCOUNT編集部】
明石家さんま【写真:ENCOUNT編集部】

不調の間は共演者が奮闘「涙出るぐらい」

 お笑い芸人の明石家さんまが27日、MBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。20日のフジテレビ『FNS27時間テレビ』(20~21日放送)出演時に不調だったのどは全快とはいかず、さんまだけ“音を拾いやすい”特別マイクを使用しての放送だと明かした。

 さんまは不調に至った経緯を説明。生放送の『27時間テレビ』へ向かう道中、東京・台場のレインボーブリッジで、車内で松山千春の『大空と大地の中で』を熱唱中に突然かすれたとした。「♪こごえた両手に……」の箇所だったとし、「『おかしいな』と思いつつも本番やし、いつものことなら大丈夫っていうのがあって。(声が)出んまま行こうかと思って」とそのまま現場入り。局のビッグイベントとあって、さんまの楽屋にひっきりなしに古いスタッフらが訪れ、のどを休ませる時間がないまま、出演となったという。最終的に共演の野性爆弾・くっきー!からは「声ゼロ」と言われたと打ち明けた。

 直近ものどを休める暇がない多忙なスケジュールだった。22日のMBS『痛快!明石家電視台』収録に備え、21日に大阪入り。東海道新幹線の運転見合わせには巻き込まれずに済んだが、「月曜日(の『電視台』)もかすかすだったんですよ。やっぱり、(村上)ショージとか(間)寛平兄やんが頑張ってくれて。ゲストも『オレがこの声や』と思うと、みんな頑張ってくれて。そやねん、涙出るぐらい」と感謝の思いを口にした。

 23日の日本テレビ『(踊る!さんま)御殿(!!)』収録時が最も不調だったという。ヒロミに「きょう頼むわ」と託すと「ことのほか頑張ってくれて」と奮闘してくれたという。病院に行くという考えがないさんまは、心配して収録現場へ来訪した吉本興業の岡本昭彦社長に、はちみつ(マヌカハニー)で治す意向を伝えると「江戸時代の治し方です」と言われたという。今回の突然ののどの不調原因として、さんまは2週間ほど前から就寝時に冷房をつけていたことを挙げた。フジテレビ『ホンマでっか!?TV』情報で『体にいい』とされて始めたという。「(今まで)冷房を切って寝てたやんか。どんだけ暑くても。体にはいいけど、のどには良くないねん。これが今回の生体実験で分かったんや」と主張。再び冷房なしでの就寝に戻したという。

 さんまにとって商売道具ののどだけに、「『これは長期休まなきゃいけないな』と思って。会社にも言って、『ヤンタン』もきょう無理かも分からん。ショージに(メーンを)やってもらうんでって思って連絡したら、大沼(プロデューサー)が電話に出よらへんって。(今回の)『ヤンタン』が一番近いねんな。仕事として。これ休んだら、この後『向上委員会』(の収録)へ行かなあかんから」とこの日の収録休演を考えていたと告白。

 村上が「(向上委員会で)またいわし(痛め)そうですやん」と心配すると、さんまは「でも、これでもすごい出てきてんねん」と良化していると発言。24日のTBS『週刊さんまとマツコ』収録も4本録りだったと明かして驚かせた。『さんまとマツコ』では「カンペに言葉書いてたたきつけたり、“ワオ”とか書いて。ウケたんですよ。その手があると思って。若手が好むフリップ芸、ベテランは“ちょっとな”っていうフリップ芸。それやって。マツコも頑張ってくれて」と”ケガの功名”で新パターンも編み出したとした。

 この日の序盤で、さんまは「お前ら、オレの声心配で“助けたろう”思ってトークしないの」と村上ら共演陣に指摘した。村上から「しゃべったら怒られますから」と返され、「きょうの場合は怒らへんよ」と笑いつつ返答。結局、通常通り、しゃべりっぱなしのまま90分を完走した。

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