お笑い芸人の今田耕司が27日、読売テレビ『今田耕司のネタバレMTG』（土曜午前11時55分）に出演。番組では8月で91歳を迎える黒柳徹子の「100歳まで現役宣言」を取り上げた。

　自身の引き際について聞かれた今田は「声出る限りはずっと出たいわ。ワンシーンでええから。新喜劇でも」と思いを明かした。「（ダウンタウン）松本（人志）さんは“引退するする詐欺”やからな」と先輩いじり。今田は「（松本は）昔、40歳（引退）って言うてたやろ。（松本の著書）『遺書』は40（歳で引退）やろ？　オレ昔、若い時（松本さんと）しゃべったとき35（歳）やった」と告白。松本が、公言していた年齢よりも、さらに5歳若く引退する考えを持っていたとした。

　明石家さんまも60歳での引退を撤回したが、今田は「爆笑問題の太田（光）君に言われたんよ。『このまま60（歳）で引退はかっこよすぎるから、枯れていくとこ見してくれ』って。それが『なるほど』って刺さりはったみたい」と理由を明かした。今田は「58（歳）、59（歳）ぐらいのときのさんま兄やんと仕事した時も、『60（歳）で引退する』って決めてはったから、何となくちょっとだけ『もうホンマに（引退）しはるわ』と思う感じやった。（引退を）やめて、60（歳）からえげつなく、60（歳）超えてからの方が、50代の後半より、さんま兄やん、元気やもん」と60代でパワーアップしているさんまに舌を巻いていた。

　月亭八光が芸能界の高齢化を指摘すると、月亭方正は「ぼく56歳ですけど、今でも浜田（雅功）さんにビンタされるんですよ。56歳ですよ。ホントに嫌なんですよ」と嘆いて笑わせた。