【WWE】アメリカン・ナイトメアvsフェノメナール 日本でもおなじみ、人気を二分する二人が名勝負を展開
世界最大のプロレス団体WWEが5年ぶりの日本公演を、25日・大阪、26日&27日・両国の3日間で開催。26日の両国国技館大会は、開場前からグッズ売り場に長蛇の列ができ、待ちに待ったWWEユニバースが両国に集結した。メインイベントにラインナップされたのは、コーディ・ローデスvsAJスタイルズの統一WWE王座戦。ともに日本のファンにはおなじみの選手とあって、日本のプロレスも知り尽くした二人による、大熱戦が期待されるカードがメインに組まれた。
王座奪取に期待、AJスタイルズに贈られる大声援
世界最大のプロレス団体WWEが5年ぶりの日本公演を、25日・大阪、26日&27日・両国の3日間で開催。26日の両国国技館大会は、開場前からグッズ売り場に長蛇の列ができ、待ちに待ったWWEユニバースが両国に集結した。メインイベントにラインナップされたのは、コーディ・ローデスvsAJスタイルズの統一WWE王座戦。ともに日本のファンにはおなじみの選手とあって、日本のプロレスも知り尽くした二人による、大熱戦が期待されるカードがメインに組まれた。
まず入場したのは、挑戦者のAJスタイルズ。7.13にプロレスリング・ノアの日本武道館大会で丸藤正道を破った勢いをそのままに、王座獲得を実現したいところ。WWEユニバースも大・大・大AJスタイルズコールを贈る。そしてついに日本参戦時とは比較にならないレベルでカリスマ性をアップさせたコーディ・ローデスが両国のリングに降臨。ユニバースも大合唱でコーディを迎え入れる。
試合開始後、会場を二分するコールが両者に贈られる。序盤はコーディのペースで進むも、AJがうまくコーディを場外に転落させペースを変える。そしてベルトを巻くポーズをとるAJ。ここからAJはコーディの左足へ一点集中攻撃を開始、コーディの反撃もカーフキックで止めていく。コーディは場外戦で形勢逆転を図るも、AJはペースを握らせず、低空ブレーンバスターを発射。体格差を感じさせない展開に持っていく。アメリカでは絶対的ベビーフェイスのコーディだが、日本では攻撃中のAJに大コールが沸き起こるという場面も現出。とはいえそこは王者。徐々に自分のペースに引き戻していく。
見応え十分の熱戦を制したのはコーディ・ローデス!
コーディ必殺のクロス・ローズをキックで回避したAJは、カーフクラッシャーでコーディの左足を破壊にかかる。前半戦の一点集中攻撃が効いているのか、苦悶の表情のコーディは何とかロープエスケープ。フェノメナール・フォア・アームを狙ったAJをキャッチしたコーディは、コーナー上にAJをセットし雪崩式ブレーンバスターを敢行! ここで場内から「Holy Shit!!!」「This is awesome!!!」コールが起こる。
エルボー、チョップ、パンチを撃ち合う二人だが、AJがオーバーヘッドキックを発射! 勝機と見たAJはスタイルズクラッシュの体制に入るも、コーディが切り返しクロス・ローズを発射!見事に王座防衛を果たした。
試合後、コーディはユニバースの大声援を体いっぱいで受け止め、AJスタイルズの健闘を称えるとともにユニバースへ感謝のマイク。そしてユニバースとの交流を楽しみ、浴衣の女の子をリングに招き入れベルトをプレゼントしハグ! そしてコーディへのサプライズとして、父ダスティ・ローデスさんがアントニオ猪木さんと1979年に対戦した際に着用したガウンがプレゼントされた。ガウンを羽織ったコーディは、改めて感謝のマイクをしてから控室へと消えた。