ダウンタウン・浜田雅功が26日深夜、MBSラジオ『ごぶごぶラジオ』（金曜深夜0時30分）に出演。共演するライセンス・井本貴史から、常人とかけ離れていると指摘され、”ヒト科”の先に”ハマダ類”と分けるべきと珍提言された。

　井本は「“ホンマにこの人マジか”と思ってさあ」と切り出すと、「オレらって、めっちゃ大きくくくりますよ。“ヒト科”じゃないですか。ヒト科でしょ？　それは全員。でも、ちょっと浜田さんって分類分けというか、していかなあかんなと思ったもん。例えば、ネコ科でもトラもいれば、普通のネコもいるわけじゃないですか。“ヒト科のハマダ類”っていう、オレらとはちょっと違うところにあると思ったんですよ」と力説。浜田は「なんやねん、お前」と困惑した。

　井本は「こないだ（17日に）ね、（MLB）オールスターあったでしょう。野球の、大谷翔平の。あれハイライトをオレ、浜田さんと一緒に見てたの」と明かすと、「ホームラン、バーンッて打ったやん。ほんでニコニコしながらダイヤモンド1周回って、サード回ったとこで三塁コーチのハイタッチが”ひざ下”やってん。ひざ下にコーチが手を出して、大谷翔平がちょっとかがんでハイタッチ（を）バーンとしてんな」と、スーパースターが日本人初のさく越えアーチを放った”お祭り的場面”という状況を説明。

「そうしたら、（浜田が）“ハイタッチ低い、低い、低い。しんどい、しんどい、しんどい”（って）。どんな感情なったらそんなこと言えんの」と前置きし、「日本人がね、初めて（米）オールスターでさく越えのホームラン打ったんよ。ランニングホームランはイチローさんがありましたけど。さく越えのホームラン（を）バーン打って、日本人として誇らしいよ。“すごい！　大谷翔平”と思って、オレ見てたの。三塁コーチャーのハイタッチ、ひざ下でも良くない？”ああしんどい、しんどい、しんどい、しんどい、しんどい。腰痛い、腰痛い、腰痛い”（って）」と感激や祝福よりも“ツッコミ優先”だったことに仰天したという。

　浜田は「大谷のこと思っていうてるんや」と返したが、井本は「大谷は（そんなこと）思うてませんから」と断言。浜田は「あいつ（大谷）タッパ（身長193センチ）もあんのにさ、こんな（低い）とこでハイタッチさせられたらしんどいやん」と主張した。井本が「オレはそれを一緒に見てるときに”あっ、ダメだ、この人”って思いました」とぶっちゃけると、浜田も含めて爆笑が起こった。井本は「でも、大先輩やし、“ダメだ”と思ったらオレも良くないから、何とか着地点探そうと思ったら“ヒト科の中のハマダ類”っていう、オレらとは別の種類なんだって（思おうと）」と見解を示した。

　浜田は「あれ（低いタッチ）は思いやりがないわ。大谷に対して。別にグーでもええやん。わざわざこんな（低い）とこ」と力を込め、「“痛い、痛い、痛い。しんどい、しんどい、しんどい。お前誰や”ってなってるよ」と譲らなかった。井本は「なってないです。そんなこと言わんから大谷翔平なんです。そんなこと言うから浜田なんです」とピシャリ。ほかの芸人も「気になったこと絶対、言いますもんね、オヤジは」と同意した。

　それでも、浜田は「あれはさすがに大谷君も言ってます。帰って言うてます。“あいつ低ない？”って」と推測した。井本は「この先、いつか（フジテレビ）『ジャンクSPORTS』とかで大谷選手が来ることあったら、これだけは聞いてください。そんときの映像流して、”こんとき低い、低い。腰痛い“って思ったか。これで”思ってません”言うたら、浜田さん謝ってください」と強く希望。浜田は「そうしますけど」と約束した。

　しかし、自身が大谷の立場だった場合について聞かれ「“低いで、お前”って言うよ」と即答。頭をたたくかという質問にも「そうそうそう」と肯定した。井本は「ハイライトやから何回も（場面が）流れるやん。流れるたびに”低いねん。何やねん、お前”って」と振り返ると、浜田は「あれは腰いわす（痛める）」とキッパリ。井本は「あんなでっかいホームラン打つ人が、ちょっとかがんだぐらいで腰痛めないです」と正論を口にし、「（浜田は）完全に自分がホームラン打ったていでしゃべってたから。“何を言うてるんやろう、この人は”（って）。びっくりしました。きっとオレらとは食とか、睡眠時間とか、起きてる時間とか。たぶん違うんやと思うわ。でないとああならへんもん。1回も言わへんかったもん。“ホームランすごいな”とか。ずっと“低いな。腰痛いわ”とか」と持論を展開した。若手芸人も”ハマダ類”入りを拒否し「純粋に喜びたいですね」と井本を支持した。