世界最大のプロレス団体WWEが5年ぶりの日本公演を、25日・大阪、26日＆27日・両国の3日間で開催。26日の両国国技館大会は、開場前からグッズ売り場に長蛇の列ができ、待ちに待ったWWEユニバースが両国に集結した。その第2試合にASUKAが登場し挨拶。そしてDamage CTRLの盟友である、イヨ・スカイを呼び込んだ。

　イヨ・スカイにとっては6年ぶりの凱旋となる。先日マリーゴールドの両国大会に登場したが、完全にWWE仕様のイヨとしては初の東京での試合と言っていいだろう。その対戦相手は、女子世界王者リブ・モーガン。事前の発表にはなかったが、モーガンvsイヨのシングルマッチにはタイトルが賭けられることに。イヨの王座奪取を願うWWEユニバースからは、モーガンにブーイングが贈られる。

　足のケガによる手術の影響で試合に出られないASUKAは、そのままイヨのセコンドへ。イヨが優勢に進めるも、モーガンがカウンターで切り返すと小悪魔的なファイトを展開。押されっぱなしのイヨには「Let’s Go IYO」コールが。モーガンは場外にイヨを放り投げると、リング上でベルトを持ち出しアピール。その隙をついたイヨはスクールボーイで反撃するも、すぐにモーガンのペースに。スピードで勝るイヨが、少しずつギアを上げコーナーニーアタックからミサイルキックへ。

　フォールに行くも、モーガンはカウント2でキックアウト。その後、ジャーマン・スープレックスも決めるが、モーガンはこれもクリア。ならばとダブルアームバックブリーカーからムーンサルト・プレスを発射。しかしモーガンにかわされ、スクールボーイで勝負あり。イヨの王座奪取はならなかった。