【RIZIN】扇久保博正「○○ハラスメントの世の中が嫌い」 13歳下の元教え子に伝える昭和魂

格闘技イベント「超RIZIN.3」(28日・さいたまスーパーアリーナ)の試合前記者会見が26日、都内で行われた。第8試合で神龍誠(24=神龍ワールドジム)と対戦する扇久保博正(37=THE BLACK BELT JAPAN)がこれまでのこの試合へ向けたプロモーション活動を振り返った。

扇久保博正【写真:山口比佐夫】
扇久保博正【写真:山口比佐夫】

今回のプロモーションで大量のDM「パワハラって」

 格闘技イベント「超RIZIN.3」(28日・さいたまスーパーアリーナ)の試合前記者会見が26日、都内で行われた。第8試合で神龍誠(24=神龍ワールドジム)と対戦する扇久保博正(37=THE BLACK BELT JAPAN)がこれまでのこの試合へ向けたプロモーション活動を振り返った。

 先生と教え子という関係性であった2人は、この一戦のプロモーションでさまざまな過去を暴露しあった。扇久保が神龍にトイレ掃除を強要したことなどがネットで一人歩きし、「パワハラ」などの声が上がった。

 扇久保は決戦を前に「皆さんがご存知の通り、昔僕が教えていた生徒。もちろん強い選手ですけど、しっかり僕が実力差を見せつけて勝ちたいと思います」と意気込み。試合展開について「始まってみないと分からないですけど、打撃になってもレスリングでもどの局面になっても戦えるように準備はしてきたので、しっかり勝ち切りたいと思います」と明かした。

 神龍への「怒りはない」。「知り合いというか、スパーリングでも肌を合わせたことがありますし、そういう人と戦うのは初めて。いつもとは少し違う感覚なのかなと思っています」と不思議な感覚だという。

 今月20日の会見でも「ネチネチしたスタイル」とあおられたが「別に昔から語彙力のなさというか、そういう子どもだったので気にしない」とさっぱり。それよりも「(何でも)○○ハラスメントっていう世の中が僕は嫌いなので。昭和の人間なので。そういうのも全部見せつけてやりたいなと思います」とうなずいた。

 この一戦でのプロモーション活動は「打・投・極・根性」で戦っている扇久保の「イメージダウン」につながった可能性もある。なぜそれでもこの“やり方”をしたのか。理由をこう明かす。

「彼(神龍)はトラッシュトークをする子じゃないですか? そういう感じで来るのかなと思ったら全然真面目な感じできたので、これじゃあこの闘いのストーリーがお客さんに伝わらないなと思い、真実を語った感じですね」

 そして最後に「ものすごい量のパワハラっていうDMが届きました」と苦笑いしていた。

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