RIZIN初参戦のケイト・ロータス、“柔道家”の兄からもらった言葉「自分という存在を全員に見せたれ」

格闘家のケイト・ロータス(26=フリー)が26日、都内で格闘技団体「RIZIN」の試合前インタビューに出席した。7月28日の「超RIZIN.3」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ/ABEMA PPVで全試合生中継)で行われるRENA(33=SHOOTBOXING/シーザージム)戦を2日後に控え、心境を明らかにした。

会見で意気込みを語ったケイト・ロータス【写真:ENCOUNT編集部】
会見で意気込みを語ったケイト・ロータス【写真:ENCOUNT編集部】

RENAと対戦

 格闘家のケイト・ロータス(26=フリー)が26日、都内で格闘技団体「RIZIN」の試合前インタビューに出席した。7月28日の「超RIZIN.3」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ/ABEMA PPVで全試合生中継)で行われるRENA(33=SHOOTBOXING/シーザージム)戦を2日後に控え、心境を明らかにした。

 初のRIZIN参戦で、対戦相手はRENA、試合会場は4万人近くの観衆が見込まれるさいたまスーパーアリーナと申し分のない舞台がそろった。戦いを2日後に控え、ケイトは「4万人っていう大人数の中でやったことがないので、実感が全然まだわいてないですけど、想像したらドキドキワクワクするなっていう楽しみの方が多いです」と素直な心境を吐露した。

「プロ一戦目に勝ったときくらいからもっと真剣にやりたいと思い始め、それと同時に目指すならRIZINの舞台だなと思っていた」。デビューから3年半の月日は、自身の中で葛藤もあったというが、夢の舞台へたどり着いた。

 RENAについては、「女子格闘技を引っ張ってきたレジェンドだと思っている。尊敬はしています」とリスペクトを口にしたが、「対戦するにあたって(すごい人)と思っていたら、勝てないと思っているから思わないようにしている。用意された一対戦相手ってだけですね」と特別な意識は持っていないことを明かした。

 当日は、家族や友人が現地まで観戦に駆けつけるという。社会人で柔道をしている兄からは「自分という存在をRIZINの全員に見せたれ」と強いエールをもらったようだ。

「もし勝てば女子格闘技の歴史が変わる」と質問が飛ぶと、「女子格闘技の歴史が変わるとは一度も思ったことはない」と否定し「大きな舞台なので楽しみたい」と最後は笑顔で会見を締めくくった。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください