元バレーボール女子日本代表の木村沙織氏が25日、都内で行われた『あと1日！三井不動産 TEAM JAPAN 応援イベント』に参加した。パリオリンピックでの注目選手を明かした。

　木村氏は「バレーボールは男子も女子もメダルが近いんじゃないかと言われているので、楽しみにしています」とし、注目選手は「男子は石川祐希選手、女子は古賀紗理那選手。2人ともエースでキャプテンなので期待しています」と語った。また、出産を経てママ選手として代表入りとなった最年長・岩崎こよみについては「古賀選手とも息がぴったり。チームを引っ張ってくれている」と評した。

　また、古賀紗理那はパリオリンピックをもって現役引退を表明している。お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣が「まだまだできそうなのに」と話すと、「そうですね。まだまだ年齢的にはできると思うけど、オリンピックにかけて日々切り詰めて生活しているので、“ここまで”という目標がないと頑張れないんじゃないかなとは思います」と推察した。

　東京・日本橋室町エリアでは7月26日から8月11日まで、応援機運醸成イベントを実施。オリンピック競技に用いられる器具をモチーフにした全13種の巨大なアスレチック施設が登場したり、日本橋の商業施設の壁面に人気選手たちをダイナミックに描いて街を装飾したりと、五輪ムードを盛り上げる。

　イベントにはサッカー元日本代表の大久保嘉人氏も参加。設置された巨大なアスレチックは12歳までが対象年齢だが、この日は特別に木村氏と大久保氏もチャレンジすることに。アスリート魂に火がついたのか、「本気でいきます！」と大久保氏が大健闘。木村氏も大久保氏に次ぐ記録を出し、盛り上げた。