“全員日本人”K-POPグループUNICODE、リーダーは現役法政大生「努力が必ずしも実る業界ではない」
メンバー全員が日本人の5人組K-POPガールズグループ・UNICODE(ユニコード)が23日、待望の日本デビュー作となる『HELLO WORLD:CODE J EP.1(JAPAN EDITION)』をリリースした。韓国ではデビュー直後から、数々の人気音楽番組に出演し、K-POP新人アイドルグループ・ブランド評判でTOP10にランクイン。ENCOUNT編集部は、リリースイベントを終えた彼女たちを直撃し、メンバーそれぞれのデビューまでの道のり、思い描く将来像について話を聞いた。
日本デビュー作『HELLO WORLD:CODE J EP.1(JAPAN EDITION)』をリリース
メンバー全員が日本人の5人組K-POPガールズグループ・UNICODE(ユニコード)が23日、待望の日本デビュー作となる『HELLO WORLD:CODE J EP.1(JAPAN EDITION)』をリリースした。韓国ではデビュー直後から、数々の人気音楽番組に出演し、K-POP新人アイドルグループ・ブランド評判でTOP10にランクイン。ENCOUNT編集部は、リリースイベントを終えた彼女たちを直撃し、メンバーそれぞれのデビューまでの道のり、思い描く将来像について話を聞いた。
――日本での活動が始まり、現在の心境はいかがでしょうか。
HANA「すごく楽しく活動させていただいています。韓国でデビューしたときから『私たちの母国でもある日本でもいつか活動できたらいいな』と思っていたので、こうして日本でも活動できることがとてもうれしいです。最近はありがたいことに、たくさんのリリースイベント活動をさせていただいていて、多くの方々が足を止めて私たちのステージを見てくださったり、温かい応援のメッセージをいただいているので、感謝の気持ちでいっぱいです」
――ファンの皆さんの反応は、どう感じていますか。
MIO「直接ファンの皆さんにお会いできる機会が増え、応援を直接感じることができることがとても私たちの力になっています。たくさんの人に応援やサポートをいただき、感謝ばかりの毎日です。日々の感謝の気持ちを活動に生かしていけるよう考えながら、スケジュールに励んでいます」
――YURAさんは、UNICODE結成のきっかけになったPROJECT Kオーディションに最後の挑戦と決めて臨んだと聞いています。
YURA「幼少期からK-POPアーティストになるという夢を抱いて挑戦し続けてきましたが、なかなか結果には繋がらずコロナ禍などの影響もあり、一度、この夢を諦めて生活をしていました。諦めたつもりで普通の生活をしていても、心の中では諦めきれず悩んでいた時期に今回のオーディションを知りました。自分の中で『これを本当に最後の挑戦にしよう』『これでダメだったら本当に諦めよう』と決心して挑んだのを今でもハッキリと覚えています」
――K-POPアーティストになる夢を達成して、どんな気持ちですか。
YURA「オーディションに参加したときの心境を思い返すと、絶対に諦めたくない気持ちがゆえの不安や心配な気持ち、受かってデビューできたら……という期待や希望、当時のいろいろな気持ちが混ざった感情を鮮明に思い出します。そしてUNICODEとしてデビューできた今、この瞬間がいまだに現実ではなく夢なのではないかという気持ちになることがあるほど、とてもうれしく、あの時最後の挑戦に挑んで本当に良かったと感じています」
――リーダーのERINさんは、法政大法学部法律学科に在学中で、休学と復学を繰り返しながら活動をされているそうですが、どんな思いでオーディションに参加したのでしょうか。
ERIN「K-POPアイドルになりたいという夢を両親に反対され、夢を叶えたい気持ちが真剣であり、言葉だけではないということを両親に証明するために韓国語の勉強と並行して学業にも力を入れ始めました。努力が必ずしも実る業界でないことは分かっていたため、万が一のときのことを考えて大学へ入学をしたのですが、大学生をしていることも、K-POPアイドルをしていることも後悔したことは一度もありません」
――オーディションからデビューまでの道のりで印象に残っていることは。
SOO-AH「共同生活をしていたのですが、1番印象に残っていることは、5人全員でインフルエンザにかかったことです。他国ということで心配や心細さがありましたが、スタッフの方々がおいしいご飯を届けてくださったり、料理が得意なERINちゃんがインフルエンザにかかる前までメンバーのためにお粥を作ってくれたりと、周りの方々が温かく接してくださったのを覚えています」
――体型をキープするために、食事制限も厳しかったと聞いています。
SOO-AH「食事は、サラダ、ささみ、さつまいも、ゆで卵などを主に食べていました。宿所から練習室まで徒歩で通っていたのですが、大きな市場や飲食店が見えても食べずに我慢しなければならないので、毎日が自分との闘いでした」
――さまざなグループがある中で、UNICODEならではの強みをどう考えていますか。
HANA「5人全員が違うカラーを持っていることが最大の強みだと思います。YURAちゃんはオールラウンダーでとにかく歌もダンスも上手にこなすので見ていて飽きません。ERINちゃんは一見かっこいい系に見えますが舞台の上で時々見せるかわいさでギャップを1番感じられるメンバーです。SOO-AHちゃんはUNICODEのパワーということでダンスも力強く、でも愛嬌もあってとても癒やされます。MIOはとにかくダンスがしなやかでとても綺麗なので、どこか儚さを感じつつ気付いたら見入ってしまうようなそんな魅力を持っています」
――YURAさんはUNICODEの強みをどう考えていますか。
YURA「メンバー全員が日本人のK-POPアーティストだということ自体が最大の強みなのではないかと思います。5人全員が韓国語を流ちょうに話せることや、言語や文化の壁を越えて活動していることも私たちならではの強みだと思っています。私たちが大好きでずっと夢見てきたK-POPというひとつの音楽のジャンルを私たちだけの魅力で届け、私たちだけの立ち位置を確立していき、日本や韓国のみならず世界の方々にUNICODEの存在を知っていただきたいです」
――日本デビューEP『HELLO WORLD』の注目ポイントを教えてください。
ERIN「私たちだけがお見せすることのできる魅力や、UNICODEの存在性が詰まった1枚になりました。特に『呼んで-Blur-』は楽しい振り付け、またどこかノスタルジックさを感じることができるメロディーにも注目をして聞いていただけたらうれしいです」
――日本デビューを果たして、今、挑戦したいこと、達成したい目標は。
SOO-AH「有名な方々は広告やCMでお目にかかるので、私たちもいつか挑戦できるくらい有名な存在になりたいです。また、5人全員がまったく違う性格を持っているので、バラエティーなどにも挑戦できたらうれしいです。年内に達成したい目標は、音楽番組で1位を取ることです」
――将来的な夢を教えてください。
MIO「私たちらしいカラーで世代や国を超えて、たくさんの方に永く愛され、東京ドームのような大きなステージに立つことができるグループに成長することが目標です」
――最後にファンの皆さまへメッセージをお願いします。
ERIN「日本でデビューすることができ、とてもうれしく、また光栄に思っています。まだまだ新米アイドルのUNICODEですが、全身全霊で頑張るので応援をしてくださるとうれしいです。たくさんの素敵な思い出を作りましょう!」