江口のりこ、再び“小泉孝太郎を追いかけ回す役” 10年に1度のサイクル「何なんだろう」
俳優の江口のりこが22日、都内で行われた主演映画『愛に乱暴』(8月30日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。小泉孝太郎との共演を振り返った。
主演映画『愛に乱暴』の完成披露舞台あいさつに出席
俳優の江口のりこが22日、都内で行われた主演映画『愛に乱暴』(8月30日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。小泉孝太郎との共演を振り返った。
『悪人』『怒り』などで知られる吉田修一氏による同名小説が原作。夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で暮らす主婦の桃子(江口)は、「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める……というヒューマンサスペンスを描く。
夫・真守を演じた小泉との共演を聞かれた江口は、「10年前、ドラマで孝太郎さんを追いかけ回す役をやったんです。ストーカーですよね」と2013年7月期に放送されたTBS系ドラマ『名もなき毒』を回顧。「また今回こういう役で、小泉孝太郎を追いかけるのかと。何なんだろうと」とまたもやすれ違いの役で苦笑い。それでも「面白い方なので一緒に時間を過ごせてよかった」と再会を喜んだ。
小泉も「10年1度のサイクルで追い詰められている。それがうれしくて。芸能界でいろんな方といろんな作品をやるけど、共演や再会はありそうでない。奇跡的なこと。それが今回、夫婦役で追い詰められる。何かの巡り合わせ」と縁にしみじみ。「10年後が楽しみですよ」と再共演を希望した。
また、江口が主演を務める映画は本作で今年3本目となる。司会者が「江口のりこイヤーと言っても過言ではない」と話すと、ちょっと首をかしげて「何なんでしょうね。月日が流れていくというか、去年たくさん働いたんだなと」とコメント。そんな様子を見ていた小泉は「いつも変わらないからすごい。どの現場でも平常心だよね」と声をかけていた。
舞台あいさつには、風吹ジュン、馬場ふみか、森ガキ侑大監督も参加した。