俳優で歌手の大原櫻子が22日、都内で行われた「チョコレートのないカカオのお店。」発表会に出席。デビュー10年を振り返って一番印象に残っているという仕事について明かした。

「チョコレートのないカカオのお店。」は原宿ハラカドにて、7月23日～31日までの間、期間限定で開催されるポップアップショップ。カカオの新たな可能性を探るサステナブルな取り組みとして、カカオをアップサイクルしたライフスタイルブランド「CACAO STYLE」の新商品やカカオフードの販売などが行われる。

　ポップアップショップと同時に公開される「CACAO STYLE」オンラインショップのオープンを記念して制作されたデジタル絵本「ルカとかみさまのチョコレート」で、読み聞かせを担当した大原。「内容を読んだときに大人の方も楽しんでいただきたいと思いました」と読んだ感想を語り、「読み聞かせをするようなことを意識して、ゆっくり情景を思い浮かべるように届けるのは難しかったんですけど、小さい子たちに届いて欲しいという思いでナレーションを入れさせていただきました」と自身の思いを明かした。

　また、今回は“開けカカオ”という明治の新しい取り組みだということで、新たに挑戦したいことについて質問が上がると、大原は「今回ナレーションやらせていただいて、キャラクターに合わせた声優のお仕事だったりも改めてやってみたいと思いました。声優経験はあるんですけど、何作品もやっているわけではないので、挑戦したいです」と意気込んだ。

　さらに、今年でデビュー10年を迎える大原。これまでを振り返って「こんなにいろんなことをやっていたんだなって我ながら思う。本当に充実した10年だったんですけど、紅白歌合戦の紅組のトップバッターで歌わせていただいたのは印象に残ってます」と明かし、「全アーティストさんが後ろにいらっしゃる中で歌っていたので、本当にガチガチに緊張していました」と語った。