加藤浩次、日曜劇場『ブラックペアン2』出演 前作同様のキーパーソンとなる編集長役
お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次、元宝塚歌劇団宙組・雪組トップ娘役で俳優の花總まり、俳優で演出や脚本も手掛ける池田鉄洋が、28日放送のTBS系連続ドラマ『ブラックペアン シーズン2』(日曜午後9時)第4話に出演することが21日に発表された。
第3話でも天城が公開手術を実施「成功率は0%」
お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次、元宝塚歌劇団宙組・雪組トップ娘役で俳優の花總まり、俳優で演出や脚本も手掛ける池田鉄洋が、28日放送のTBS系連続ドラマ『ブラックペアン シーズン2』(日曜午後9時)第4話に出演することが21日に発表された。
同ドラマは、2018年4月期に二宮和也主演で放送された日曜劇場『ブラックペアン』の続編。二宮は『ブラックペアン』シーズン1で、天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海征司郎を演じていた。今回も主演となる二宮が演じるのは渡海ではなく、世界的天才外科医・天城雪彦。人も金をももてあそぶ“悪魔”な役どころ。続編でありながら、新たな役“天城雪彦”を演じる。原作は、海堂尊氏の小説『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』(講談社文庫)。
21日放送の第3話には、すでに俳優の梅沢富美男と落語家で俳優の立川談春のゲスト出演が発表されているが、加藤、花總、池田は28日放送の第4話に登場する。加藤は、『ブラックペアン』シーズン1から引き続き池永英人役で出演。池永は医療ジャーナル誌の最高権威である「日本外科ジャーナル」の編集長で、東城大の佐伯清剛(内野聖陽)と維新大の菅井達夫(段田安則)が争う日本医学会会長の座を得るためのキーパーソンとなる人物。維新大が力を入れている医療AIに興味を示している。
花總が演じるのは、医療訴訟で有名な弁護士・戸島和子。患者に危険なオペを行い、巨額の費用を要求する天城の行為は詐欺にあたると主張し、市民団体を引き連れ東城大に乗り込んでくる。実は東城大看護師の花房美和(葵わかな)の母親であり、美和に東城大を辞めるように冷たく言い放つ。そんな中、戸島は東城大で突然倒れてしまう。
池田は維新大の医師・野田吉行を演じる。維新大が開発し、菅井が最も力を入れている最新医療AI「エルカノ」を用いて、天城に対抗していく役どころ。「エルカノ」はカルテを読み込ませると一瞬で世界中の医療データベースから個々の症例に最適な医療プランを分析することができ、オペでも画像の解析を通して医師を先導することができる最新医療技術。最新医療AIと天才医師の勝負が描かれる。
今日21日放送の第3話は、第2話で公開手術を成功させ、その名声を全国に轟かせることとなった天城が、計画中の新病院の初代センター長に任命されたところから始まる。天城は病院名を「スリジエハートセンター」と勝手に命名するが、佐伯から「地元関係者への説明が先だ」とたしなめられる。天城は自身のセンター長就任と命名のお披露目を再び公開手術で行うと告げる。
そんな中、天城にしかできない術式であるダイレクト・アナストモーシスが必要な患者候補が見つかるが、維新大の菅井の差し金であることが発覚。天城が納得する患者がなかなか見つからない。しかし天城は、“あること”を条件にダイレクト・アナストモーシスを行うことを決める。さらに「今回のオペの成功率は0%」と部下の世良雅志(竹内涼真)言い放ち、オペのタイムリミットまで設ける。今回も圧巻のオペシーンが披露される。