モーニング娘。’24の小田さくらが19日、都内で行われた写真集『SAKURA FLOW』（ワニブックス刊）の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じ、写真集撮影を振り返った。

　小田にとって6冊目の写真集となる同書のテーマは“DIVA SAKURA”。小さな体で迫力ある歌声とパフォーマンスを見せる彼女の“ステージと同じような、またさらに新たな輝きが見たい！”という一心から、小田が持つオーラに着目し、屋久島の大自然にも負けない強いエネルギーを発する彼女の波動の高さ、純真さを切り取るため、あえてナチュラル、カジュアルをそぎ落とし、非日常感のあるワンピースやドレス衣装を中心に魅力を最大限に表現した。

　撮影は屋久島で行ったそうだが、3日間の滞在予定が、天候の影響で帰りの飛行機が飛ばない可能性があり「写真集の撮影の次の日がコンサートだったので、絶対に帰らなきゃいけないということで、1日早く帰りました」と2日間で撮影を切り上げたことを告白。

　お気に入りには、屋久島ではなく関東の海で撮影したという水着のカットを挙げ「4月にしては珍しいくらいの寒さで、何十年も撮っているカメラマンさんに褒められるくらい寒かったです（笑）」と回顧し、「そんな中で撮った写真を見て私が思うのは、寒さに耐えたからこその極限状態の顔と言いますか、自分でもなかなか見ない集中した顔で、カメラを見る、震えを止める、写っていい顔をするぞっていう意思を自分から感じたので、この写真がとてもお気に入りです」とコメント。

　続けて、小田は「あの寒さに耐えたからこそ、たまたま寒い日だったからこそ、撮れた写真なんじゃないかなと思っています。ベージュの水着の写真はどれもゾーンに入った顔をしているなと思うので、ぜひそういう目線でも見ていただけたらなと思います」とアピールした。

　また、屋久島が世界自然遺産であることにちなみ、小田が世界に誇れることを聞かれると「世界平和を目指しています（笑）」と答え、「歌うときも、踊るときも、ちょっとしたことでいいので誰かの救いになれたらと本気で思っていて、ちょっとした日常でもできるだけ人にしていただいた親切は『大丈夫です』って言わないでちゃんと受けて、同じくらいの親切を他人にするというモットーがあります。その子がまた誰かに親切にしてくれたらいいなみたいな気持ちで、すごく小さいことでも平和を願っています」と目を輝かせた。