タレントの黒柳徹子が司会を務めるテレビ朝日系『徹子の部屋』（月～金曜午後1時）が19日に放送され、韓国人俳優のキム・スヒョンがゲスト出演した。

　ドラマ『星から来たあなた』や最新作のNetflixドラマ『涙の女王』などに出演し、世界的な人気を誇るスヒョン。スタジオに登場すると、日本語で「はじめまして。韓国の俳優のキム・スヒョンです。どうぞよろしくお願いします」とあいさつし、黒柳は「すご～い。えらい」と拍手した。

　その後は通訳を交えてトークを展開。黒柳から「北海道を一人で旅したとうかがっていますけれど」と尋ねられると、2016年に12日間かけて北海道を一人旅したと明かした。訪れた場所について聞かれると、左手の手のひらを北海道に見立てて、沿岸部をぐるりと一周するように旅したと説明。

　黒柳から「みんな親切でしたか？」とさらなる質問が飛ぶと、身振り手振りも交えながら「実は僕、そのときのいで立ちが黒ずくめだったんですね。黒い帽子に黒いマスク、黒いジャケット、黒いかばんを持っていましたので、あまり混雑していない場所に行ったんです。でも、怪しい人が現れたので、皆さんが恐れているような感じでした」と苦笑しながら思い出を語った。

　まさかの“不審者扱い”に黒柳が笑うと、スヒョンは居住まいを正してカメラに目線を向け「この場をお借りしまして、驚かせてしまいまして本当にすみませんでした」と頭を下げて謝罪した。

　その様子に黒柳は「それは面白かった」と笑い、「でも北海道の旅で3キロ太ったんですって？」と尋ねた。スヒョンは旅行中、当初はコンビニや小さなラーメン店などで食事していたものの、「最後の頃は一人でホテルに行ってコース料理を食べました」と話し、「すべておいしかったです」とニッコリ。

　スヒョンのトークに、SNSでは「北海道の一人旅の話とか、声を出して笑う姿とか、すごく好青年だったわ」「不審者扱いされたスヒョンくんに笑った」「北海道旅行、10日間も」「黒づくめで旅行に来た姿をひと目でいいから見たかった」「北海道地図を手のひらで表す人、初めて見た」「おもろかわいい」などの声が上がっていた。