元NMB48でタレントの渋谷凪咲が12日、自身が主演を務めるホラー映画『あのコはだぁれ？』（7月19日公開）の公開前夜祭イベントに登壇。早瀬憩、山時聡真、荒木飛羽、今森茉耶、蒼井俊、穂紫朋子、染谷将太、メガホンをとったJホラーの巨匠・清水崇監督もイベントに参加した。

　本作は、とある夏休みに補習授業を受ける男女5人の教室で、いないはずの“あのコ”が怪奇を巻き起こす学園ホラー映画。『呪怨』シリーズを手掛け、『THE JUON／呪怨』で日本人監督として初めて全米興行収入1位を獲得した清水崇氏が監督を務め、23年8月に公開され「本当に怖いホラー映画」として話題となった『ミンナのウタ』のDNAを引き継ぐ。渋谷は夏休みの補習クラスを担当する臨時教師・君島ほのかを演じた。

　本格的な演技初挑戦で映画初主演を務めた渋谷は、「公開に合わせたように梅雨明けしました。『あのコはだぁれ？』でヒヤッと涼んでいただけたらと思っています」とあいさつ。撮影を振り返り「初めてのことばかりで毎日を全力で突き進む日々でした。完成したものを見て怖くて、自信を持ってたくさんの方に見ていただきたいと思える作品でした」と話し、「ホラーが苦手な方も、ミステリー要素があって物語自体も楽しいので、映画館に足を運んでいただけたらうれしいです」とアピールした。

　本作と無関係なのにも関わらず、SNSやYouTubeで妹分・渋谷の初主演映画を応援するお笑いコンビ・かまいたちからメッセージVTRが届き、「凪咲、初主演映画おめでとう！」と祝福。メッセージを受け渋谷は、「本当にうれしいです。かまいたちさんは11年間くらいお世話になっているお兄さんで、なぜか勝手に宣伝してくださっているんです」と感謝した。

　さらに、かまいたちからサプライズのケーキが贈られると、渋谷がクッキーを試食して「甘じょっぱくて、めっちゃおいしい」とにっこり。ところが、このケーキは除霊の意味を込めた“塩ケーキ”だったため、リアクションは大失敗。

　正直な感想を求められた渋谷は、「今すぐ口から出したい……。最近、しょっぱいのがはやっているのでその類かと思ったんですが……」と話し、「かまいたちさん、本当に感謝しています」とサプライズとドッキリを喜んでいた。