俳優の関水渚が17日、都内で行われたテレビ朝日系のドラマ『伝説の頭（ヘッド） 翔』（7月19日スタート、金曜午後11時15分）の囲み取材会に主演の高橋文哉、井桁弘恵、菅生新樹、森香澄とともに出席した。劇中内でアイドルを演じる心境などを語った。

　同作は、『クロサギ』、『正直不動産』の作者である夏原武氏のデビュー作が原作のヤンキーエンターテインメントドラマ。ヤンキーが異常発生する地域・危多漢闘（きたかんとう）で最強チーム「グランドクロス」を束ねる伝説の頭・伊集院翔（高橋）とアイドルユニット「古くさい街角のスケ番ズ」のメンバー「彩姐」こと藤谷彩（関水）の熱狂的なオタクで万年パシリのいじめられっ子・山田達人（高橋）。容姿が似ている2人はある日、人生を交換する。

　会見の席で、「古くさい街角のスケ番ズ」のデビューシングル『バッキャロー！LOVE』のことが話題に。関水は「ダンスレッスン、歌の収録、本当に大変だった。私たち、一回のダンスレッスン、3時間以上レッスンするんですよ。それを何回やったか分からないんですけど、それが役作りにつながっています。本気でダンスと歌をやるぞ、というのが」とアイドル魂全開。「本当に楽しくて」と白い歯をこぼした。

　同ユニットのメンバーを演じる森も「楽しかったですね。今までアナウンサーという仕事をやっていて、まさか、歌って踊ることになると思ってなかった（笑）」と胸中を明かした。

　そんな関水と森が関わる同ユニットの同デビュー曲は、つんく♂が作詞・作曲。まさかの大御所プロデュースに関水は「いやもう、ビックリしましたよ。子どもの頃、ずっとモーニング娘。になりたかったので。本当にうれしいです。もう夢のようですよ」と興奮をあらわに。

　2人は、宇多田ヒカルのミュージックビデオなどを担当するスタッフが手がけたという同曲の豪華ミュージックビデオを背に、ダンスパフォーマンスを展開。報道陣を前に、猛特訓で磨き上げたキレキレのダンスをお披露目した。