テスラ車に火炎放射、銃撃…マスク氏共有の衝撃映像 納車待ちの日本人悲痛「見ていられない」
最新鋭の電気自動車(EV)は、どれほどまでの強じんなボディー性能になっているのか。米EV大手テスラが手がける電動ピックアップ・トラック「サイバートラック」。このほど、大型金づちでたたかれ、バーナーで焼かれ、銃撃されても、“ビクともしない”様子を映した衝撃映像がSNS上で公開され、同社の最高経営責任者(CEO)を務めるイーロン・マスク氏もXで反応。購入を熱望する日本の自動車関係者にも驚きが広がっている。
「新しい合金を作り上げ、サブマシンガンによる『耐久試験』にも無事成功」
最新鋭の電気自動車(EV)は、どれほどまでの強じんなボディー性能になっているのか。米EV大手テスラが手がける電動ピックアップ・トラック「サイバートラック」。このほど、大型金づちでたたかれ、バーナーで焼かれ、銃撃されても、“ビクともしない”様子を映した衝撃映像がSNS上で公開され、同社の最高経営責任者(CEO)を務めるイーロン・マスク氏もXで反応。購入を熱望する日本の自動車関係者にも驚きが広がっている。
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昨年12月(日本時間)から米国で納車が開始となったサイバートラック。発売から納車まで4年の歳月を費やした、イノベーションを結集した車だ。
テスラ社の資料によると、車両設計にはステンレス鋼の外骨格ボディー、アーマーガラスなどを採用。約4990キロの牽引(けんいん)力はアフリカ象を引っ張れるほどの力になるという。
さらに、「弾丸にも横転にも強い。テスラの設計の第一原則は安全性」と銘打ち、「新しい合金を作り上げ、サブマシンガンによる『耐久試験』にも無事成功し、車体には1発の銃弾も貫通できませんでした。アーマーガラスは、時速112キロの野球ボールやクラス4のひょう(直径2.5センチ~5センチ)の衝撃にも耐えられる」と強調。加速性能は、わずか2.7秒で時速100キロにまで到達する“ビーストモード”の加速力にも仰天だ。
マスク氏が7月に入って紹介したSNS動画では、とんでもない強度を“実証”。屈強な男たちがレンガやボウリングのボールを投げつけ、電動のこぎりや拳銃まで使って破壊しようとするが、サイバートラックは頑丈さをキープしている。「欲しい!」「まるで金庫室のようだ」「すごいクールだね」など、世界から驚がくの声が相次いでいる。
日本でも、今か今かとサイバートラックの納車を待っている人が多くいる。うわさは本当なのか。耐久性だけでなく、乗り心地はどんなものなのかーー。期待感が膨らむばかりだ。
サイバートラックを注文し、前金を払ったという日本の自動車関係者は、今回の動画を見て面食らった。「車って『愛車』ってよく言うじゃないですか。人に例えると愛する人とかですよね。それがガンガン傷付けられるのは見ていられない。かわいそう。車に罪はないんです。どうやったら壊れるかというのは出すべきじゃないよね。車が本当に好きな人なら。愛好家はああいうの見ると悲しくなる」と率直な心境を明かした。
マスク氏が紹介したことについては「マスクさん、何か悪い病にかかっているんじゃないですか……」と心配。「結局、テスラにとってはいい宣伝なのでしょうね」と“嘆き節”だ。
世間を騒がせ、常に話題になるのが、マスク氏であり、テスラだ。未来の動きは予測不可能。目が離せない。