タレントの中川翔子が15日、都内で行われた映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』公開直前イベントに出席。一緒に月に行きたい人物を明かした。

　映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は、人類初の月面着陸プロジェクト「アポロ計画」達成の“ねつ造説”を題材にした物語。1969年のアメリカ、NASAを舞台にアポロ11号の月面着陸とその舞台裏で起きていたエキサイティングな人間ドラマを描いたエンターテインメント痛快作で、完全オリジナル脚本に惚れ込んだ主演のスカーレット・ヨハンソンがプロデューサーに名を連ねる。

　映画を見た中川は「興奮する場面だらけでしたし、NASAが全面協力ということで、つまりこんなに人類は仲良くけんかし続けていたんだなと（笑）。一番真実に近い形が明かされたんだなっていう喜びがあります」と胸いっぱいの様子でコメント。続けて「ご機嫌なアメリカムービーなので、カップルやファミリーでも見やすいです」とおすすめした。

　また、主演を演じたケリー役のスカーレット・ヨハンソンと「レベル39で同じ歳」という中川。劇中でのファッションや働く姿に憧れを抱いたそうで、「ピンクやイエローの派手な服を着てヒールを履いてバリバリ働いて、仕事って線引きを超えて私にしかできないことをするという情熱がスクリーンを研ぎ超えてきて、すごく憧れました」と語った。

　さらに、トークで「月に一緒に行きたいのは？」と問われると米大リーグ・ドジャースの大谷翔平の名前を挙げ、「先日ドジャースタジアムで、生で28号ホームランを見たばっかり。しかもその瞬間をバッチリ撮っちゃったんです！」と報告。続けて「あの大谷さんが月に行くとしたら、月の重力って6分の1なので、つまり131キロのボールが月だと786キロ出るのかなって！」と分析し、「その様子を私がカメラマンとして行って、撮りたいです！」と意気込んだ。

　タレントの滝沢カレンのほか、イベントには元宇宙飛行士の野口聡一、タモリに扮するジョニー志村も登壇した。