瓜田純士を破ったBreakingDown戦士、アマMMAで完勝 打撃で圧倒…まるで別人な姿に会場は拍手

格闘技イベント「DEEP 120 IMPACT」(東京・後楽園ホール)が14日、行われている。オープニングファイトのフェザー級、3分×2RアマチュアSルールマッチでは「BreakingDown」出身の平石光一(PUREBRED)が菅涼星(パラエストラ八王子)に判定勝ちを収めた。

平石光一【写真:山口比佐夫】
平石光一【写真:山口比佐夫】

テイクダウンディフェンスも光る

 格闘技イベント「DEEP 120 IMPACT」(東京・後楽園ホール)が14日、行われている。オープニングファイトのフェザー級、3分×2RアマチュアSルールマッチでは「BreakingDown」出身の平石光一(PUREBRED)が菅涼星(パラエストラ八王子)に判定勝ちを収めた。

 平石は格闘技エンターテインメント「BreakingDown」出身の選手。かつて“アウトローのカリスマ”瓜田純士と対戦した経験がある。今年3月にアマチュアルールでMMAに初挑戦すると、わずか86秒でTKO勝ちを収めていた。

 一方の菅は昨年9月にアマチュアDEEPデビューし、安井飛馬に2R・一本負け。その後は同11月に小柴亮太、今年3月に信原空と対戦し判定勝ちを収めている。今回で4戦連続「BreakingDown」出身選手の相手となる。

 先に距離を制したのは平石だった。序盤から長いリーチを生かしてジャブを当てる。組み際には右ストレートを当て、相手の左目を赤く腫れあがらせていた。カウンタータックルに入られたシーンでもケージ際でパンチを入れながら体を入れ替え、テイクダウンされることはなかった。2R・最後の場面でテイクダウンを許すが、グラウンドの展開でも、体をうまく使いしのいでみせた。

 ジャッジ3人が平石を支持し判定勝ち。「BreakingDown」参戦時とはまるで別人のようになっていた。拍手に包まれながら会場を去った。

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