細川たかしの弟子・田中あいみ、網膜剥離の術後初仕事 サングラス姿で歌唱「目が開けられなくて」

演歌歌手・細川たかしの弟子で左目網膜剥離の手術を受けた歌手・田中あいみ(23)が14日、仕事に復帰した。BS朝日『人生、歌がある』(土曜午後7時)の収録に臨み、サングラス姿で新曲『TATSUYA』を披露。本番前には取材に応じ、左目に異変を感じた時のこと、術後の状態を明かした。

左目網膜剥離の手術を受けたため、サングラス姿の田中あいみ【写真:ENCOUNT編集部】
左目網膜剥離の手術を受けたため、サングラス姿の田中あいみ【写真:ENCOUNT編集部】

「視力回復には1、2か月」

 演歌歌手・細川たかしの弟子で左目網膜剥離の手術を受けた歌手・田中あいみ(23)が14日、仕事に復帰した。BS朝日『人生、歌がある』(土曜午後7時)の収録に臨み、サングラス姿で新曲『TATSUYA』を披露。本番前には取材に応じ、左目に異変を感じた時のこと、術後の状態を明かした。

 田中はリハーサルを終え、サングラス姿のまま話した。

「すいません。まだ、(左目を)お見せできる状態ではないんです。普段は眼帯をしていますが、充血していてちゃんと開くこともできず、ずっとウインクしている感じです。『視力回復に1、2か月はかかります』と言われていまして」

 田中は今月上旬から左目の不調を訴え、4日に病院で「網膜剥離で緊急に手術の必要あり」と診断され、翌5日には手術を受けた。

「痛みがあったわけではなく、左目だけ視界が歪んでいる感じでした。病院で診てもらったところ、『左目網膜の3分の1がはがれている状態。緊急の手術が必要』と言われました。仕事を休まなければいけないことへの悔しさがありましたが、今は左目を治すことが大事と納得して手術を受けました」

「悔しさ」の理由には、今月24日リリースの新曲『TATSUYA』が、発売3週前にして「有線リクエストランク1位」を獲得(演歌歌謡曲、7月3日付)したこともあった。「♪竜也 竜也どうして どうして 私(うち)ひとり 竜也 竜也 残して 残して 逝ったんよ 後を追いたい…追いたいけれど おなかのこの児(こ)が 動くんよ」などつづったバラードで、シングルマザーを中心にリクエストが相次いでいるという。

「すごく手応えを感じていて、『キャンペーン、頑張るぞ』と意気込んでいた矢先での網膜剥離でした。ブランクが心配だったので、病院の個室でも迷惑にならない程度に歌っていました。体は健康なので、これからどんどんステージに立っていきます」

 医師からは「サングラスをかけていれば、光にあたっても大丈夫」と言われているといい、田中は再びライトを浴びながらマイクを持つ。

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