乃木坂46岩本蓮加&竹財輝之助主演ドラマ、田中洸希や森日菜美らキャスト7人発表

7月18日からスタートする関西テレビ系ドラマ『そんな家族なら捨てちゃえば?』(木曜深夜24時25分)に出演する田中洸希(SUPER★DRAGON)、森日菜美、片山萌美、YouTuberグループ・フォーエイト48のこたつ、あみか、SWAY(劇団EXILE)、水崎綾女の7人のコメントが16日に公開された。

ドラマ『そんな家族なら捨てちゃえば?』キャストが解禁【写真:(C)カンテレ】
ドラマ『そんな家族なら捨てちゃえば?』キャストが解禁【写真:(C)カンテレ】

岩本のスカートを濡らすいじめっ子役・こたつ「こんな事をして世間に許されるのか」

 7月18日からスタートする関西テレビ系ドラマ『そんな家族なら捨てちゃえば?』(木曜深夜24時25分)に出演する田中洸希(SUPER★DRAGON)、森日菜美、片山萌美、YouTuberグループ・フォーエイト48のこたつ、あみか、SWAY(劇団EXILE)、水崎綾女の7人のコメントが16日に公開された。

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 同作は乃木坂46の岩本蓮加と、俳優の竹財輝之助がダブル主演を務める新ドラマ。カンテレが動画配信サービス「DMM TV」とコラボした“リベンジ・復讐(ふくしゅう)”がテーマのドラマ企画第3弾。芳文社のウェブサイト「コミックトレイル」にて連載中の村山渉氏の同名コミックスをドラマ化した。“家中に貼られたテープを越えてはいけない”というルールによって家庭内で孤独な生活を強いられている男・篠谷令太郎と、複雑な“家族のクイズ”を解き明かそうとする娘・一花が家族の再生を目指す。

 岩本は、物心ついたころから険悪な雰囲気の家庭で育ち、学校では周囲から浮いている内気な高校生・篠谷一花(しのや・いちか)を演じ、竹財は一花の父で、“家中に貼られたテープを越えてはいけない”というルールによって妻子から無視をされ、家庭内で孤立している男・篠谷令太郎(しのや・れいたろう)を演じる。田中、森、片山、こたつ、あみか、SWAY、水崎の7人は、一花を取り巻く学校関係者やその家族で、いびつな個性を持つ人々を演じる。

 田中が演じるのは一花のクラスの転校生で、ある事情で東京から引っ越してきた倉敷光(くらしき・ひかる)。表面上明るく、周りに合わせることもできるが、本当は一花と同じく群れるのは好きではない。趣味がクイズで、一花と同じクイズアプリにハマっていることから意気投合し、“家族のクイズ”を解こうとする一花の協力者になる。

 森が演じるのは、ドラマオリジナルキャラクターの荻野琴葉(おぎの・ことは)。一花のクラスの中心的存在で、“パパ活”で稼ぎ、欲しいものは何でも手に入れようとするタイプ。転校してきた光のルックスが“タイプど真ん中”でなんとかして近づこうとする。

 片山が演じるのは、一花の母・篠谷和美(しのや・かずみ)。元々はおしとやかで優しく、真っ直ぐな性格だったが、ある出来事から人格が変わってしまった。一花の前では“良き母親”として振る舞っている。その一方で、夫・令太郎に対しては家中に張り巡らせたテープを越えてはならないという異常なルールのもと、孤独な生活を強いている。

 こたつが演じるのは、ドラマオリジナルキャラクター・大輝(だいき)。一花のクラスの男子グループの中心的存在。「悪ふざけ」が好きで、時々問題を起こしては、その状況を楽しんでいる。琴葉に弱みを握られており、頭が上がらない。

 あみかが演じるのは、ドラマオリジナルキャラクターの美優(みゆ)。一花のクラスメイトで、琴葉と仲が良く、一緒にいることが多い。パパ活にハマっている琴葉に表面上は合わせているが、最近度がすぎているため引いている。

 SWAYが演じるのは、一花たちの高校の担任教師・荻野慎也(おぎの・しんや)。さわやかで熱血漢な教師として生徒たちからは慕われているが、それは偽りの姿。“不幸フェチ”であり、不幸な女性を見ると興奮を抑えきれない。

 水崎が演じるのは、光の母・倉敷沙耶子(くらしき・さやこ)。シングルマザーで光を溺愛しており、自分のことよりも光を優先してきた。通りすがりの令太郎のピンチを助けたことから令太郎のよき相談相手となる。令太郎の家庭での状況について「それは立派なDVですよ」と指摘する。

 また、ドラマの主題歌はPenthouseが歌う「花束のような人生を君に」に決定した。以下、出演者コメント。

田中洸希「大事な役で携わらせていただいた」

○田中洸希(SUPER★DRAGON)/倉敷光役

「学生の方が年齢的には近いんですけど、最近ずっとサラリーマン役をやっていたので、あまり経験がない高校生役を演じられることになってうれしいです(笑)。光くんは、クイズが趣味という共通点から一花と仲良くなり、家族に対しての想いを知って『自分が話をして、一花の話を聞いてあげないと』と一花のためを思った行動をしていく場面が多いキャラクターです。そんな光くんにしかできない行動が序盤は特に大事になってくるんじゃないかなと思っています。ドラマ自体は悲しい物語でシリアスな場面が多いですが、一花が唯一元気になれる場所を作ってあげるのが光くんだと思っています。一花のためなら自分がちょっと犠牲になってもいい、一花思いな少年といった光くんのテンション感は、自分が作品の中で特に大事にしているところなので、監督さんともいろいろとお話をしてお芝居をさせていただきました。このドラマで大事な役で携わらせていただいたことが、自分の中でもすごく良い経験になりました。みなさんには光くんの心情と一花の心情を考えながら、一緒にこのドラマに隠されたクイズを解いていただきたいです!」

○森日菜美/荻野琴葉役

「お話を頂いた時は、率直にとってもうれしい気持ちと、挑戦という言葉が浮かびました。今まで演じた事のない破天荒な役柄だからこそ、大丈夫かなという不安もあったのですが、任されたからには私にしか出来ない琴葉を、という使命感を感じました。全力でぶつかり、楽しみながら、この作品を作り上げる一員になれたら、と思いました。台本を読んだ時から、いろいろな意味で衝撃を受け、家族の形ってさまざまで、寂しさだったり苦しさだったり、本当は優しい気持ちを持っているはずなのに分かり合えないもどかしさや、歪んだ愛がゆえのストーリー展開が次から次へと気になり、ページをめくるワクワク感がありました。原作を読ませて頂いた時も、それぞれのキャラクターが張り巡らせる空間がクセになってしまうほど、とりこになりました。演じさせて頂く琴葉は、ドラマオリジナルキャラクターで、小悪魔で恐ろしげな女の子です。1人だけの世界観があり、思うようにいかないと狂ってしまう程、感情表現がストレート。その中でも、自分で自分を一番大切にしている部分や、風変わりな様子が、深く知れば知るほど、愛おしく思います。物語も、登場するキャラクターも、捉え方ひとつでいろいろな形で受け取れると思います。家族の在り方、人との付き合い方など、このドラマを見てクスッと笑えたり、展開に驚いたり、見てくださるみなさんに存分に楽しんで頂きたいです! 琴葉の一人称が『こっちゃん』なのですが、こっちゃんのコロコロ変わる豹変ぶりにも注目して頂けるとうれしいです!」

○片山萌美/篠谷和美役

「原作漫画を読んでいたので、お話をいただいた時は『あれをドラマにするのか!』と興味が湧きました。和美はやったことがない役柄だったので、チャレンジだと思ってオファーを受けました。演じる上で特に悩んだのが、穏やかに喋っていたと思ったら突然怒りだすといった、和美のスイッチが突然変わるところです。監督に相談したら『全てを理解しようとするとできないと思うから、理解し切ろうとしなくて大丈夫』と言われて肩の荷が降りました。そこで安心したことでかえって、彼女の中でこれはちゃんと成立しているんだ、と理解できた気がします。和美はまっすぐなので彼女なりの“ここからは悪だ”という線がきっちりあって、それを越えると内に秘めていた怒りとか悲しみとか絶望が出てくるのだと思います。他の人はたぶん理解できない線引きをしっかりすることを意識して演じました。ドラマは漫画とは違うストーリー展開をしていくので、私のように原作漫画ファンの方はドラマバージョンの『そんな家族なら捨てちゃえば?』だと思って楽しんでいただけたら。私は和美に感情移入して演じましたが、みなさんが誰に感情移入するのか、あるいは感情移入しないでどんな感想をいただけるのか、楽しみにしています。SNSでつぶやいたり、メッセージをいただけたりしたらうれしいです。」

○こたつ(フォーエイト48)/大輝役

「いつかは学校の生徒役としてドラマに出られたらなと思っていたので、また一つの夢をかなえることができました。将来、俳優を目指している僕にとってこの上なく幸せな時間でした。学校の生徒、そしていじめグループのリーダーという過去1大事な役を頂けて、最初は僕で良いのかなという不安もありましたが、いろんな人に演技を見てもらって、俳優活動の飛躍にも繋げれたらなと思い演技させて頂きました。今まで演じた役とはまた違った僕が見れると思うので、楽しみにして頂けたらなと思います! 今回はかなりセリフが多かったので、いろんな感情を出したり、セリフを言ったりできて本当にうれしかったです。周りの学生を演じている人たちの平均が20歳ぐらいで、僕だけ少し浮いてたかもしれないです(笑)。一花のスカートをガチで水で濡らすシーンがあるのですが、岩本蓮加さんが乃木坂のメンバーということもあり、こんな事をして世間に許されるのかと思いながら撮影に挑みました。一発撮りというとんでもないプレッシャーの中、なんとか一発OKを頂いたのが印象的です。その時でも、岩本さんは嫌な顔を全くせず、底知れぬプロ根性に本当に感動しました。1番注目してほしいポイントが、いじめのシーンの中で、英語のYouTubeチャンネルのあいさつのマネをさせて頂いたところです。奇跡的に自分も英語のYouTubeチャンネルを持っているのもあり、英語の発音には特に注目してほしいです!」

○あみか(フォーエイト48)/美優役

「よく漫画がSNSで流れてきていたので、オファーが来た時は『これがドラマ化するの!?』と『これに出られるの!?』っていう2つのうれしさがありました。撮影前に漫画を全部読んでから参戦したので、『ここのシーンはこんな感じで撮るんだ』とかいろいろ知られて楽しかったです。我ながらいじめっ子そうな役を上手く出来ました(笑)。生徒役とはいえ役者の方たちのほとんどが年上だったので緊張しました(笑)。でも現場の雰囲気がすごくよくて、みんなと撮影外でも仲良く喋ることができて楽しかったです。家庭に問題がある一花ちゃんがどうやってみんなと馴染んでいくのか。そしてどんな気持ちなのか、その人になりきって考えながら見てほしいです」

○SWAY(劇団EXILE)/荻野慎也役

「普段は音楽活動が多いので、僕に役がいただけるなら何にでも挑戦したい気持ちでいました。今までは不良役が多く、それ以外の役柄にとても憧れがありました! なので僕にとって今回の訳あり先生はやりがいがたくさんあるとても魅力いっぱいな役でした! 台本を読んで、確実に自分ですら見たことない新しい自分の姿が見られる気がしてワクワクしました。学校では優しく生徒から好かれる先生の、とてもクセの強い裏面。そのB面が見どころです! とてもやりがいのある役を演じさせてもらいました! 新しい自分の幕上げです! お見せするのはとても恥ずかしいところがありますが、全力で挑みましたし、楽しくお芝居させてもらいました! ぜひ新しい僕を見てやってください!」

○水崎綾女/倉敷沙耶子役

「もともと原作を読んでいて、とてもすてきな作品だったので、実写化するのであればどのキャラクターでもやりたいなと思っていましたが、やるとしたら沙耶子がいいなと思っていました。なのでマネージャーさんから『オファーが来てます、沙耶子です』って言われた時は、とてもうれしかったです。謎を解いていくことによって、一花と令太郎の関係性だったり、沙耶子と令太郎の関係性だったりが、どんどん浮き彫りになっていくのを楽しみながら台本を読ませていただきました。沙耶子は不敵な笑みを浮かべるシーンが多くて『敵なのか味方なのか、なんなんだろうこの人?』と思いながら1話からずっと楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。今回はすっぴんに近い、化粧気がない役作りをしているのですが、どんどん話(わ)を追うごとに表情や行動で奇妙さを出していければいいなと思っています。今まで私がやってきた役とはまた一味違うので、注目していただきたいです」

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