生田斗真、来年大河『べらぼう』で11代将軍・家斉の父親役「全ての黒幕という説が有力なようです」

俳優の生田斗真が、来年放送のNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』に出演することが15日に発表された。

大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に出演する生田斗真
大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に出演する生田斗真

『鎌倉殿の13人』での悪役ぶりに「多くの皆様に嫌われる事となりました(笑)」

 俳優の生田斗真が、来年放送のNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』に出演することが15日に発表された。

 本作は、18世紀半ばの江戸が舞台。江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった主人公の“蔦重”こと蔦屋重三郎を横浜流星が演じ、森下佳子氏が脚本を手掛ける痛快エンターテインメント。

 生田が演じるのは11代将軍・家斉の“父”一橋治済だ。8代将軍・吉宗の後継者対策に端を発して作られた「御三卿」のひとつ、一橋徳川家の当主。吉宗の孫にあたり、10代将軍・家治とは“いとこ”。次々と将軍後継者が早世する中、最後に残った治済の息子・家斉が11代将軍となり、治済は「将軍の父」としてすべての富と権力を得るようになる。

 今作への出演に、「『鎌倉殿の13人』で源仲章を演じた際、あまりの悪役ぶりに多くの皆様に嫌われる事となりました(笑)。今回は“なんかむかつく仲章”を超えるべく、怪物と呼ばれた男、一橋治済をつとめます。ニコニコしながら邪魔者を次々と排除していく気味悪さを身勝手に演じたいと思います」と意気込んだ。

 続けて、「横浜さんとは初共演になりますが、ストイックで色気にあふれた俳優さんというイメージがあります」と“座長”への印象を明かし、「一年半という長い戦いを愛情深いスタッフの皆様とともに、どうか楽しみながら駆け抜けていただきたいです。昨今、治済が全ての黒幕であり、自らの息子を将軍にすべく暗躍していたのではないか、という説が有力なようです。人当たりが良くて、すごく優しそうなのに、非道な行いを平気な顔でやり遂げていく。そんな治済を目指していきます」とコメントした。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください