昆虫の新種発見したアンガールズ山根、研究者も仰天「一生に一度あるかないかの珍事」

お笑いコンビ・アンガールズが12日、国立科学博物館の昆虫をテーマにした特別展「昆虫 MANIAC」(13日から10月14日まで)の報道内覧会に登壇した。

内覧会に出席したアンガールズの山根良顕【写真:ENCOUNT編集部】
内覧会に出席したアンガールズの山根良顕【写真:ENCOUNT編集部】

テレビ番組のロケでハネカクシの新種を発見

 お笑いコンビ・アンガールズが12日、国立科学博物館の昆虫をテーマにした特別展「昆虫 MANIAC」(13日から10月14日まで)の報道内覧会に登壇した。

 山根良顕は昨年11月、広島のローカルテレビ番組『元就。』のロケで発見した昆虫が、ハネカクシの新種であることが判明。国際的な学術誌にも認められ、新種の昆虫は番組名にちなみ「モトナリヒメコバネナガハネカクシ(通称:モトナリ)」と命名され、ニュースでも大きく報じられた。

 本展でモトナリが展示されることが決まり、公式サポーターに就任することになったアンガールズ。今回、相方のバーターでサポーターとなった田中卓志は、「バーターってこんなに楽しいんだと思いました。毎回、連れて行ってもらいたいと思いました」と話し、山根は「虫でいうと寄生虫ですよね。いつもは僕が寄生虫なんですけど」と笑った。

 山根もサポーター就任を受け、「新種がいると思っていなかったので、仕事につながって良かったと思いました」とコメント。本イベントを監修した研究者は、「普通の人、タレントさんが手にする、発見するのは一生に一度あるかないかの珍事です」と驚いていた。

 本展では、国立科学博物館の研究者による、マニアックな視点と研究者セレクトのマニアックな昆虫標本を最新の昆虫研究を織り交ぜて紹介。カブトムシやクワガタムシといったおなじみの昆虫はもちろん、クモやムカデなどを含む「ムシ」たちのまだ見ぬ驚きの多様性の世界に迫る展示会となっている。

 司会を務めたフジテレビアナウンサー・藤本万梨乃は、「昆虫になりきって、来場される方にメッセージをお願いします」と無茶振り。アンガールズの2人が不気味な動きを見せると、田中が「すごく体感できたり、見たりできるので、見に来たら楽しいよ。僕たちが国立科学博物館で待ってるよー」と、虫の気持ちになって呼び掛けていた。

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