ラッパーのちゃんみなと、アーティスト・詩羽（うたは）を擁する音楽ユニット・水曜日のカンパネラが、20日放送のNHK Eテレ系バラエティー番組『沼にハマってきいてみた』（午後8時）に登場することが、12日に発表された。

　同番組は、「10代のみなさんがどっぷりとハマっている世界（＝沼）を取材し、“好き”をとことん極めようとする10代（＝ハマったさん）の素顔や哲学に迫る」というバラエティー番組。20日放送回は「10代がハマるアーティスト特集」で、10代の支持を集める個性派アーティスト2組・ちゃんみなと水曜日のカンパネラを特集する。

　独特なファッションと存在感で異彩を放つ詩羽を擁する音水曜日のカンパネラは、2022年に発表した『エジソン』がSNSを中心に大ヒット。24年も『たまものまえ』がバズるなど、独特な歌詞と中毒性のあるサウンドで注目を集めている。

　ちゃんみなは、7月7日に自身の公式サイトとSNSを通じて、韓国のラッパー・ASH ISLAND（アッシュ・アイランド）との結婚と第1子の妊娠を報告したばかり。21年に発表したルッキズムに切り込んだ楽曲『美人』や、“貴族ギャル”で話題となった23年発表の『B級』など、共感を呼ぶ歌詞と圧倒的な歌唱力、パフォーマンスで人気を博している。

　10代がハマる水曜日のカンパネラの最大の魅力は「個性」。高校生の時に目覚めたというファッションにまつわるエピソードを披露する。また、水曜日のカンパネラにハマり、オタ活に励む女子中学生を取材。友達を巻き込みながら前向きに生きるオタク女子の学校生活に密着した。

　一方、ちゃんみなにハマる10代に話を聞くと、最大の魅力は「歌詞」との声が多数。番組では、人気の楽曲ランキングを発表。1位に選ばれた『PAIN IS BEAUTY』の歌詞に注目し、ちゃんみな本人が曲に込めた思いを語る。さらに、ちゃんみなの曲に勇気づけられ、苦手だった学校に通えるようになったという女子中学生の姿を紹介する。

　スタジオでは水曜日のカンパネラとちゃんみながそれぞれ話題の楽曲のライブパフォーマンスを披露する。MCはお笑いコンビ・ラランドのサーヤが務め、ゲストにはエルフ、奥平大兼、Aisho Nakajima、ぺえ、お笑いトリオ・トンツカタンの森本晋太郎、#KTちゃん、伊東健人（ぬっしーの声）が登場する。