『不適切にもほどがある!』磯山晶P、「Netflix」と5年契約 宮藤官九郎とオリジナル作品企画中

米国のコンテンツ・プラットフォーム「Netflix」が11日、日本公式Xを更新。TBSで今年1月から3月まで放送された『不適切にもほどがある!』の磯山晶プロデューサー(56)と5年契約を結んだことを報告した。

磯山晶プロデューサーと5年契約を結んだことを報告【写真:X(@NetflixJP)より】
磯山晶プロデューサーと5年契約を結んだことを報告【写真:X(@NetflixJP)より】

Netflixコンテンツ部門坂本和隆氏「大変誇りに思います」

 米国のコンテンツ・プラットフォーム「Netflix」が11日、日本公式Xを更新。TBSで今年1月から3月まで放送された『不適切にもほどがある!』の磯山晶プロデューサー(56)と5年契約を結んだことを報告した。

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 Netflixは「ドラマプロデューサー #磯山晶 Netflixと5年契約を締結」と投稿。「Netflixは5年間に渡り、磯山晶と新作シリーズ・映画を複数製作し、独占配信します! 契約締結後、初作品となるNetflixオリジナル一作目は脚本家 #宮藤官九郎 と企画中」と伝えた。

 投稿には磯山プロデューサーのコメントも掲載された。

「Netflixには、シリアスなドラマや重い題材のドキュメンタリーなど、世界中から集まった興味深い作品がたくさんありますが、そのラインナップの中に、観た人がつい笑ってしまうような、元気が出るような作品を日本から届けたい、という思いで、今回のお話をお受けしました。また、サムライ・芸者・富士山という従来の日本のイメージではなく、現代のリアルな日本を海外にお見せしたいという気持ちもあります。

 テクノロジーの発展により、国や文化の壁を超えて自由度が上がり、日本独自の商習慣も改善されてきている一方で、多くの人が生きづらさを感じている、『今』を反映した、明るくヒューマンな作品を作りたい。そしてドラマを作る楽しさと意義を、これからも突き詰めていきたい。と思った時、Netflixと一緒にやることが自然だと思えました。世界同時配信というフォーマットや、作品制作に関わるリソースなど、これまで地上波のプロデューサーとして働いてきた私にとってはすべてが新しい挑戦ですが、日々の新しい発見に喜びつつ、今後の作品をNetflixと一緒にお届けすることを本当に楽しみにしています」

 Netflixコンテンツ部門バイス・プレジデント坂本和隆氏は今回の契約について「今年1月よりNetflixでも配信された『不適切にもほどがある!』は、日本を含むアジア諸国をはじめ、世界で広い評価を受けました。そして、『池袋ウエストゲートパーク』のような、20年の時を超え今なお多くの視聴者を魅了し続けている作品もあります。磯山さんがプロデュースされる作品は、常に時代の空気を正確に捉え、深く心に突き刺さるような問いを投げかけ、私たちを惹きつけて離さない魅力に溢れています。そんな磯山さんとパートナーシップを組み、世界中の視聴者に驚きと喜びを届けられることを大変誇りに思います。Netflixは日本でトップクラスの才能と共に、実写制作での更に魅力的なラインナップを目指していきます」とコメントしている。

 磯山プロデューサーは上智大文学部新聞学科卒業後、株式会社TBSテレビ入社。代表作に『池袋ウエストゲートパーク』(2000)、『木更津キャッツアイ』(02)、『タイガー&ドラゴン』(05)、『流星の絆』(2008)、『空飛ぶ広報室』(13)、『ごめんね青春!』(14)、『恋は続くよどこまでも』(20)、『俺の家の話』(2021)などがある。21年度芸術選奨文部科学大臣賞も受賞している。今年7月には株式会社a.i(エードットアイ)を設立した。

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