高橋文哉、女性的な役でエステに「かわいくなる努力した」 眞栄田郷敦が太鼓判

俳優の高橋文哉が10日、都内で行われた映画『ブルーピリオド』渋谷プレミアムイベントに眞栄田郷敦、板垣李光人、桜田ひより、萩原健太郎監とともに出席。役作りを振り返った。

イベントに登壇した高橋文哉【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した高橋文哉【写真:ENCOUNT編集部】

映画『ブルーピリオド』渋谷プレミアムイベント

 俳優の高橋文哉が10日、都内で行われた映画『ブルーピリオド』渋谷プレミアムイベントに眞栄田郷敦、板垣李光人、桜田ひより、萩原健太郎監とともに出席。役作りを振り返った。

 原作は「マンガ大賞 2020」を受賞した山口つばさ氏による同名漫画。1枚の絵をきっかけに美術の世界に魅了された高校生・矢口八虎(やとら)が、国内最難関の美大受験を決意し、正解のないアートの世界で奮闘する姿を描く。

 日本画で美大入学を目指す、女性的な容姿な“ユカちゃん”こと鮎川龍二を演じた高橋。役作りを聞かれると「意識したことは自分と役を分けないこと。高橋文哉自身がかわいくなるためには何をすればいいか、ユカちゃんの気持ちを理解して、かわいいことへの魅力を感じて。そこからは普通の役作りと何も変わらない。エステに行ってみたり、かわいくなる努力をしたり」といい、「テクニカルな部分で言うと歩き方や姿勢、手先の神経の通らせ方。お芝居しているときは一瞬も気を抜くことがないくらい、全身に神経をわたらせた。ユカちゃんとしての美学を詰め込みました」と明かした。

 高橋の“ユカちゃん”について、眞栄田は「かわいかった!」と太鼓判。「現場で交わす言葉は少なかったけど、役を通してしっかり距離が近づいた感覚がある」と共感を振り返ると、高橋も「プロモーションが始まるまで郷敦くんのこと、ほぼ何も知らなかった。でも話をすると似ている部分があって共感できることもある」とうれしそうに話した。

 映画のため半年間の絵画特訓を重ねたという眞栄田。「八虎自身も絵をはじめたばかりのシーンから成長していく。僕自身と照らし合わせながら、初めて触る画材の感覚や分からないことを大事にできた。半年練習しましたが、やってきてよかった。自分の引き出しが増え、表現の幅が広がった」と胸を張った。

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