フリーアナウンサーの中村仁美が9日、関西テレビ『やすとも・友近のキメツケ！』（火曜午後8時）に出演。番組きっかけで夫のさまぁ～ず・大竹一樹との関係が良化し、“ハグ”が習慣になったと明かした。

　昨年11月の『キメツケ！』で、夫婦関係の変化に悩んでいた中村は、MCの姉妹漫才コンビ・海原やすよ ともこから「（夫と）未来の約束をすること」を勧められ、感涙。今年2月の出演時には「未来の約束をしました」と報告。ケンカした際、大竹に「私は将来、あなたと2人でイタリア旅行に行きたいと思ってるんだけど」と伝えたところ、大竹から「じゃあ長距離歩けるように鍛えとかなきゃな」と返されたと告白した。さらに、年越し時に3人の子どもに「あけましておめでとう」とハグをした流れで、大竹に後ろからハグすると、向き直ってハグしてくれたと明かした。

　この日、一連の映像を見たやすともは再び感動した。中村は、2月に共演した元格闘家・魔裟斗から「何回も継続してやらないといけない。『きょう帰ったら（ハグ）してください』」と助言され、「また勇気を出してこうやって（手を広げて）やったら、夫が来てくれました」と笑顔。「今は家（を）出るときとか、帰ってきたりとかするとハグをするって習慣になったんですよ」とのろけ、子どもも“ハグタイム”の後押しをしてくれるとした。やすとも、もう1人のMC・友近、ゲストのよゐこ・濱口優、こがけんから拍手された中村は「私、ホンットにこの番組に、ホンットに救っていただいて」と感謝の思いを口にした。

　ただ、大竹から人前で堂々と手をつなぐことは「嫌だ」と言われているとした。「手をつなぎたい」と勇気を出して申し出たところ、「オレはそういうキャラじゃないこと知ってるでしょ。マンションの入り口まではいいけど、入り口出たらダメ」と返ってきたという。ともこは「一歩外出たら、やっぱり（芸能人の）大竹さんなんですよ」というと、中村は「でも、誰もそんな風に見てなくないですか」と不服そう。友近は「“究極の照れ屋”やから、絶対」とフォローした。

　夫とのハグが普通になった中村は「ちゃんとスキンシップを図ることによって、普段のイライラとかも解消されるんだなと思って。ちょっとイラっとしてたんですけど、『でも、この習慣はやめちゃいけない』と皆さん（『キメツケ！』出演者）の顔が浮かんで。怒ってたけど、ちょっとハグしに行ったら、なんか『あっ、もういっか』って思えたんですよ。やっぱり、大人とハグすることって大事だなって。『こんなに癒やされるんだ』って改めて」と“効果”について触れた。

　5歳の三男から「ママとパパはどうしてチューをしないの？」と聞かれるという中村は「それはまだいけてないんですけど」と打ち明け、出演者に「チューはしてますか？」と質問。タレント・南明奈を妻に持つ濱口は「はい。いってきますのチューを。おはよう、いってきます。おやすみ、どこでも」と明かし、仲の良さをアピールした。ともこは中村に対し、「ハグしたら、ひざまずいて（手をとって）“行ってらっしゃい、（手に）チュッ”って。手から。ノリみたいなんにしながら」と順序だてることを進言。濱口が「大竹さん行く前に（相方の）三村（マサカズ）さん行って」と悪ノリすると、ともこは「『なんでだよ！』って言われて」と乗っかった。中村が爆笑する中、濱口は「三村さんの手にチューしていって、だんだん大竹さんに近づいていく」とシナリオを明かした。

　やすよは「大阪来るたんびにこの（夫婦）話されて、ニュースになって（大竹さんに）怒られません？」と中村を心配。ともこは「私らも、より東京行くのが嫌ですもん。”さまぁ～ずさんには会いませんように”って」と手を合わせて願いつつ、「次から私は大竹さんをテレビで見たら、『きょうもハグして出てきはったんやな』（って思う）」と笑った。中1の長男を含めて家族全員、家を出るときハグをすると改めて明かした中村は「私、本当にこの番組にホント、人生の危機を救っていただいたなと、本当に思っていて」と再び強く感謝した。