【K-1】玖村将史が海外王者を豪快1R・KO トーナメント準決勝は19歳の新生・大久保琉唯と激突

第13試合では、玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)がアントニオ・オルデン(スペイン)に1R・KOで勝利した。

アントニオ・オルデンからKO勝利を奪った玖村将史【写真:山口比佐夫】
アントニオ・オルデンからKO勝利を奪った玖村将史【写真:山口比佐夫】

カウンター左フックを打ち抜く

格闘技イベント「AZABU presents K-1 WORLD MAX 2024」(7日、東京・国立代々木競技場第二体育館/ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継)第13試合、K-1 WORLD MAX 2024 -55キロ世界最強決定トーナメント/一回戦/3分×3R延長1R

 第13試合では、玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)がアントニオ・オルデン(スペイン)に1R・KOで勝利した。

 玖村は昨年3月にRISE・鈴木真彦から勝利するも、9月には金子晃大の持つK-1スーパー・バンタム級王座へ挑戦し、延長の末、判定負けしている。トーナメントを勝ち抜き、決勝で金子へのリベンジを果たしたい。

 アントニオ・オルデンは2017年、第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦で武居由樹に3RKO負けを喫するも、48戦43勝の戦績を誇る。WBCムエタイ世界フェザー級王者、ISKAインターコンチネンタル・フェザー級王者など7つのタイトルを獲得したベルトコレクターだ。

 1R、両者ローキックとミドルキックで距離の測り合いから始まる。オルデンのインローが玖村のローブローにヒットし試合が中断するも、再開後はオルデンの蹴りに玖村がパンチを合わせていく。オルデンが左膝を出してガードが空いたところに、玖村がカウンターで左フックを打ち抜き、オルデンを豪快にマットに沈めた。

 試合後に玖村は、「前の試合とレベル違うでしょ? 決勝で金子選手にやり返すことだけ考えているんで」と次戦への意気込みを語った。玖村は、26戦25勝のジャオ・ジェンドン(中国)を判定で下した19歳の大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)と決勝進出をかけて戦う。

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