舞台『ボボボーボ・ボーボボ』のキャスト発表 ロングコートダディ兎がところ天の助「ワクワクが半端ない」
10月に東京・シアター1010で上演が決定している舞台『超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ』のキャストと公演詳細が発表され、併せてキービジュアルが公開された。
脚本と演出はSUGARBOY・川尻恵太「大変そうですが、ワクワク」
10月に東京・シアター1010で上演が決定している舞台『超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ』のキャストと公演詳細が発表され、併せてキービジュアルが公開された。
同作は、2001年から07年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載した、澤井啓夫氏による不条理ギャグバトル漫画『ボボボーボ・ボーボボ』の舞台化。コミックス全28巻の累計発行部数は700万部を突破している。03年にはアニメ化、その後ゲーム化などのメディアミックスも果たし、21年に連載20周年、23年11月にはアニメ放送20周年を迎えた。
『超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ』の脚本と総合演出は、舞台『モブサイコ100』シリーズや、体内活劇『はたらく細胞』シリーズなどの脚本・演出を手掛ける演劇カンパニー・SUGARBOYの川尻恵太氏が担当する。川尻氏は「ボボボーボ・ボーボボ舞台化、とても大変そうですが、ワクワクしています。舞台でボーボボがどう表現されるのか、楽しみにしていただけたらと思います」とコメントしている。
主演のボボボーボ・ボーボボ役は、舞台『刀剣乱舞』シリーズの包平役や、ミュージカル『エリザベート』などで活躍する加藤将が演じる。加藤は幼少期から原作にハマったといい、「そんな幼少期を送ったせいなのか……僕は日常生活から一般常識という概念を捨て去りハジケリストへの道へと進んだのであった」と懐古。「『超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ』を見たら世界中皆幸せになれるってことだよ!」と魅力を伝えている。
さらにビュティ役を、テレビアニメ『ハチミツとクローバー』の花本はぐみ役などを担当しソロアーティストとしても活動する声優の工藤晴香、ヘッポコ丸役をミュージカル『ヘタリア』のロマーノ役や、『薄桜鬼』藤堂平助役など2.5次元舞台を中心に活躍する樋口裕太が務める。また、破天荒役を日韓合同男性アイドルグループ・ORβITの大澤駿弥、ところ天の助役をお笑いコンビ・ロングコートダディの兎、ソフトン役を『仮面ライダーリバイス』で門田ヒロミ/仮面ライダーデモンズ役として出演した小松準弥が担当。そして、1991年に劇団唐組に入団し、NHK大河ドラマ『青天を衝け』や、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』などに出演した稲荷卓央が、首領パッチ役を演じる。
以下、原作者、脚本・総合演出、出演者コメント全文。
○原作:澤井啓夫氏
「ボボボーボ・ボーボボ舞台化。とてもうれしいです。感謝です。舞台ならではのボーボボのハジけっぷりや活躍を楽しんでいただけたらうれしいです。僕も楽しみにしています」
○脚本・総合演出:川尻恵太氏(SUGARBOY)
「ボボボーボ・ボーボボ舞台化。とても大変そうですが、ワクワクしています。舞台でボーボボがどう表現されるのか、楽しみにしていただけたらと思います。日常に潜むハジケリストの皆様、是非一緒にハジけましょう。ただしつけものてめえはダメだ」
○加藤将/ボボボーボ・ボーボボ役
「『ボボボーボ・ボーボボ』ボボボーボ・ボーボボ役になりました加藤将です!! 幼少期にボボボーボ・ボーボボに出会い世界のパワーバランスがハジケ度数で決まる世界にならないかなと2日ほど思い詰めていました! そんな幼少期を送ったせいなのか……僕は日常生活から一般常識という概念を捨て去りハジケリストへの道へと進んだのであった。それから動物に好かれる体質に変化し始める! つまり! 『超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ』を見たら世界中皆幸せになれるってことだよ! はぁと! キラン! 是非劇場まで見に来てください! キラン! はぁと!」
○工藤晴香/ビュティ役
「初めまして!!! ビュティ役の工藤晴香です。学生時代に『週刊少年ジャンプ』でボーボボをリアルタイムで愛読していた私が、まさかボボステでビュティちゃんを演じることになるとはっ! 驚きとワクワクでいっぱいです。ボーボボの独特なハジケ世界観が舞台でどう表現されるのか、お楽しみに? 全力でハジケます!!」
○樋口裕太/ヘッポコ丸役
「この度ヘッポコ丸役を演じさせて頂きます。樋口裕太です。まさか自分が小学生の頃に漫画を読んでいたボーボボに出演できるとは思ってもいなかったです。大好きすぎてPS2のゲームのハジケ祭りをずっとやってました。今から稽古と本番へのワクワクが止まりません。是非お楽しみに」
○大澤駿弥(ORβIT)/破天荒役
「この度、『超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ』で破天荒役を演じさせていただきます、ORβITのSHUNYA(大澤駿弥)です。今回のお話をいただいた時、幼い頃から大笑いしてきた作品に出演できることをとても光栄に思いました。僕はエンターテイメントを通して、笑顔になってもらうことが大好きなので、この舞台を見にきてくださる皆様にもたくさんの笑いをお届けできるよう頑張ります! 作品を愛しているファンの皆様の期待に応えられるように精一杯、破天荒になりたいと思います!!」
○兎(ロングコートダディ)/ところ天の助役
「どうも、ロングコートダディ兎です。ひょんな事から芸人やってます。今回、ところ天の助役をやらせて頂く事になりました。『嘘んっ?! 嘘だいら?!?!』はい、これです。この話をいただいた時、とても驚き、まずこの言葉を発していました。ボーボボは学生の頃から大好きだった漫画の1つで、ところ天の助はその中でも1番好きなキャラクターなんです。先がよめないぶっ飛んだ展開でいつも腹を抱えて笑い崩れてました。ただ舞台であれをどう表現するのか、16年間コントをやっていてもまったく見当もつきません。なんせ新しい事になりそうな予感がしてワクワクが半端ないです!」
○小松準弥/ソフトン役
「ソフトン役で出演させていただくことになりました、小松準弥です。僕自身もボボステが実在し、実写化されることに胸が躍った1人で、更にそんなボボステの世界に飛び込ませていただけること、大変光栄に思います。原作ファンの方やボボステを楽しみにしている方、応援してくださる方、皆さまの想いを大切にソフトンとして丁寧に全身全霊でハジけたいと思います!」
○稲荷卓央(劇団唐組)/首領パッチ役
「まったく展開が予測出来ず、内容も簡単に理解出来そうにない不条理な世界! オファーを頂いた時はただただびっくりして『できるのか?!』と不安でいっぱいでしたが、首領パッチの顔を見れば見るほど自分の顔と似てるような気がしてきて、勝手に親近感を覚え、今はもう澤井啓夫先生の世界観を舞台で具現化してみたい気持ちでいっぱいです! キャストの皆様と思いっきり、際限なく、ハジケ続けたいと思います! どうぞよろしくお願いします!」