嵐の二宮和也とSnow Manの出演で5日に放送されたTBS系『それSnow Manにやらせて下さいSP』（午後8時30分）で、Snow Manがグループの名付け親であるTOBEの滝沢秀明社長について語った。旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）の副社長だった滝沢氏が2022年10月31日に退所して以降、Snow Manとしては初めての同氏への言及になった。

　きっかけは、既に独立している二宮が自身と同様にSMILE-UP.や同事務所に代わって芸能業務をするSTARTO ENTERTAINMENTから離れた仲間たちに触れたことだった。「連絡つながっている人には取るよ」と言い、生田斗真、風間俊介、岡田准一の名前を口にする中、「タッキーも取っている」と明かしたことだった。

　Snow Manメンバーは驚き、佐久間大介は「僕たちは滝沢君と一切取ってないんで。意外でした」とリアクション。二宮が「誰も（連絡）取ってないの？　『明けましておめでとうございます』も」と聞き返すと、他のメンバーも「取ってないです」と話した。

　Snow Manの結成が発表されたのは、2012年の舞台「滝沢歌舞伎」でグループ名も滝沢が命名していた。以降、退所までの10年間は滝沢氏がSnow Manを育て、プロデュースしていたがメンバーは事前に退所を知らされていなかったという。

　その経緯も踏まえ、渡辺翔太は「これがオンエアに乗るとしたら、多分初めて（滝沢氏の退所に言及）。僕はいわゆる恩師というか、ずっと引っ張ってくれて、みんな恩師であることには変わりない。辞められた時に必然的に最初はみんな『滝沢くんが行くんだったら、俺らも行くのかなと……」などと振り返った。

　一方で目黒蓮は「滝沢くんにたくさんお世話になって」と言いつつ、「でも、この会社に育ててもらったという部分や思いが俺たちには絶対にある」。佐久間も「この事務所が好きなんです。この事務所ででかいことがしたいんです」と胸の内を明かした。

　それでも、滝沢氏から「一番かわいがってもらっていた後輩」と自負する深澤辰哉は「正直、めちゃくちゃいろいろ考えました。別に声がかかっていたわけではないけど」と明かしつつ、「きれいごとではなく滝沢くんが今求めるエンターテインメント、自分たちは自分たちのやりたい環境でのエンターテインメントって意味では、そこまで意識しているものはない」と話した。

　そして、向井康二は「全員、今ここにいることに安心している」と語った。最後に二宮が「（滝沢氏は）辞めちゃってはいるけど、後輩としては誇れる先輩でいてほしいよね」とまとめに入ったが、「（滝沢氏に）何でやめたの？　と聞いたら『お前は言うからダメだ』って。俺、すぐ言っちゃうから」とオチをつけた。